MacLean-Fogg Company社は、物理バックアップ ツールに対する既存の投資を、仮想化 専用に設計されたデータベース保護および災害復旧 (DR) ソリューションに徐々に切り替 えている企業の典型的な例です。
MacLean-Fogg社のシニア システム エンジニアであるRaymond Ciscon氏は、次のよう に語っています。「物理バックアップ ツールの最大の問題点は、信頼性でした。このツー ルは、物理サーバーは確実にバックアップしていましたが、仮想サーバーのバックアップ は、5回のうち3回は失敗し、まったく信頼できませんでした。2番目に大きな問題は、ベン ダーからの技術的なサポートでした。テクニカル サポートに電話をかけても、それはまる でブラックホールに落ちていくようなもので、電話をかけるのが恐いくらいでした。なぜな ら、テクニカル サポート担当者の製品に関する知識は限られており、多くの場合、ただ台 本通りに答えるだけだったからです。サポート組織の上層部に問い合わせようとしても、 それは非常に難しいことでした」。
MacLean-Fogg社のシニア システム エンジニアであるRaymond Ciscon氏は、次のよう に語っています。「物理バックアップ ツールの最大の問題点は、信頼性でした。このツー ルは、物理サーバーは確実にバックアップしていましたが、仮想サーバーのバックアップ は、5回のうち3回は失敗し、まったく信頼できませんでした。2番目に大きな問題は、ベン ダーからの技術的なサポートでした。テクニカル サポートに電話をかけても、それはまる でブラックホールに落ちていくようなもので、電話をかけるのが恐いくらいでした。なぜな ら、テクニカル サポート担当者の製品に関する知識は限られており、多くの場合、ただ台 本通りに答えるだけだったからです。サポート組織の上層部に問い合わせようとしても、 それは非常に難しいことでした」。
Ciscon氏は、「エージェントベースのソリューションをもう1つ導入するのはとても無理でし た。エージェントは、VM上のCPUやメモリを大量に使います。例えば、物理ツールを使用し て、Microsoft Exchangeを実行しているVMをバックアップすると、VMは大きな打撃を受け てしまいました。エージェントのために運用環境を危険にさらすなんて何の価値もないこ とです」と説明しています。
Veeam Softwareは、今日の相互に接続されたグローバルなビジネス環境のため にAvailability for the Modern Data Centerを実現するソリューションを提供しま す。MacLean-Fogg社は、VMware vSphere環境の物理バックアップ ツールをVeeam Backup & Replicationに置き換えました。MacLean-Fogg社は、比較的小規模なVeeam展 開から始め、最終的には全社規模で、Veeamをデータ保護とDRの標準にしました。
「今では、VMwareホストがある場所にはすべて、Veeamが導入されています。私たちは 皆、Veeam製のクールエイドを飲んでいます!」と語るCiscon氏。
Veeamは、同社の20ヵ所のデータセンターそれぞれで、VMをローカルにバックアップし、 それらのVMをDRサイトにレプリケートしています。仮想環境から物理バックアップ ツー ルが削除されたので、Veeamは、同社にある450台のVMの95%をバックアップするソリュ ーションになりました。
MacLean-Fogg社は、Veeam Backup & Replicationを実装してまもなく、ハードウェアを一 新することになっていたので、データセンターのプラットフォームをFlexPod (Cisco UCSと NetAppストレージ) に置き換えました。
「Cisco UCSとVeeamを組み合わせることにより、大型のサーバーの一部については、バッ クアップ ウィンドウが半分に短縮されました。Cisco UCSの全体的なパフォーマンスは優 れており、しかもVeeamによるバックアップは非常に高速かつ簡単であるため、UCS上の VMをバックアップしても何の問題もありません」とCiscon氏は語っています。
Veeamを導入する前は、物理バックアップ ツールに信頼性がないため、MacLean-Fogg社 のITチームは、毎週5~10時間をかけて、失敗したバックアップのトラブルシューティング を行っていました。Veeamは、バックアップ ステータスに関する通知を毎日メールで送信 するので、Veeamを使用するようになってからは、ITチームがバックアップのトラブルシュ ーティングに時間を費やす必要がなくなりました。
Ciscon氏は次のように説明しています。「バックアップ ジョブが失敗すると、通常は、ディ スク空間を解放する必要があるかどうかが問題になります。他の問題が発生したら、ま ず、Veeamユーザー コミニティを調べます。答えは約5分位で見つかります。Veeamのフォ ーラムで答えが見つからなくても、サポート チケットを開けば、問題はすぐに解決されま す。Veeamのテクニカル サポートにブラックホールはありません」。
Ciscon氏は、Veeam Backup & Replicationの最も優れている点の1つは、提供される高速リ カバリ オプションの数だと語っています。
Ciscon氏は、Veeam Backup & Replicationの最も優れている点の1つは、提供される高速リ カバリ オプションの数だと語っています。
Ciscon氏は、次のように続けています。「あらゆる種類のDRシナリオに対応できる数の リカバリ オプションがそろっています。Veeamは、我々を窮地から何度も救ってくれまし た。Windousのインストール中にオフィスのファイル サーバーを実行しているVMが故障 したときは、このVMを前夜のバックアップからすぐに復旧させることができたので、ユー ザーは数分でアクセスできるようになりました。Veeam以前は、VMのリカバリに数時間も かかりました。
わが社で最も一般的なリストアは、ユーザーが誤って削除したMicrosoft Exchangeアイテ ムをリストアする作業です。まず、ユーザーのメールボックスを検索して、アイテム(通常、電 子メール)を見つけ出し、それをそのユーザーのメールボックスにリストアします。Veeam を使用すると、これがわずか数分で済むのです」。
MacLean-Fogg社のITチームは、Veeamの高速で信頼性のあるリカバリに加えて、機能豊 富なソフトウェアのアップデートも高く評価しています。
「Veeamの新規リリースには必ず、ユーザー コミュニティが求めている機能が組み込ま れています。これは、Veeam Softwareがユーザーの声に耳を傾けているからです。新しくリ リースされるたびに、ますます岩のように堅固なソリューションになっていることがよくわ かります」と語るCiscon氏。
エージェント不要で信頼性のあるバックアップ
MacLean-Fogg社は、Veeamをデータ保護とDRの社内標準にしました。Veeamに置き換え られたバックアップ ツールの最大の問題は、信頼性のないバックアップでした。5回のバ ックアップのうち3回が失敗し、ITチームは毎週5~10時間をかけて、故障の原因を特定す ることを試みました。また、チームは、数百台にも及ぶVMにエージェントをインストールし て保守することを好みませんでした。
「Veeamによって得られる信頼性は、計り知れません。物理環境から仮想環境に移行し たのに、どうして仮想環境で物理バックアップ ツールを使い続けるのでしょうか。Veeam がVMをバックアップしていることがわかっているので、夜もぐっすり眠れるようになりまし た」とCiscon氏は語っています。
バックアップ ウィンドウが半分に短縮
MacLean-Fogg社では、Veeam Backup & ReplicationとCisco UCSを組み合わせること により、大型のVMのバックアップ ウィンドウが50%も短縮されました。Veeamの組み込 み重複排除、WANアクセラレーションおよびエンタープライズ設計をUCSプラットフォ ームと組み合わせることにより、企業はバックアップ ウィンドウを最大95%まで短縮する ことができます。
DRシナリオに対応できる複数のリカバリ オプション
Veeam Backup & Replicationは、MacLean-Fogg社が通常使用するリカバリ オプショ ンを多数提供します。例えば、VMをバックアップ ファイルから直接起動するインスタ ントVMリカバリ、個々のオブジェクトをバックアップから回復するU- AIR (Universal Application-Item Recovery)、電子メール、メモ、予定表、連絡先を高速でリカバリす るためにExchangeバックアップを即座に可視化するVeeam Explorer for Microsoft Exchangeなどがあります。