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Veeam Agentバックアップジョブ次のエラーで失敗する「RPC関数'TestCompatible'の呼び出しに失敗しました: エラーコード: 0x80070008 COMランタイムを初期化できません」

KB ID: 3077
Product: Veeam Agent for Microsoft Windows
Published: 2019-12-26
Last Modified: 2025-02-19
Languages: EN
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問題の内容

バックアップサーバー側で管理されるVeeam Agentのバックアップジョブが以下のエラーで失敗します:

Processing Error: Failed to call RPC function 'TestCompatible': Error code: 0x80070008. Cannot initialize COM runtime.

原因

バックアップジョブが開始されると、Veeam Backup & ReplicationはVeeam Agentマシンに接続してバックアッププロセスを開始します。この接続はWindows APIに基づき、RPCとWMIクエリを使用します。Microsoft Windowsマシン上でLocalSystemアカウントで実行されているサービスの、デスクトップヒープメモリが少ない場合Microsoft Windowsは受信クエリを拒否することがあります。その結果、Veeam Agentマシンのシステムイベントログ(eventvwr.msc)に以下のメッセージが記録されます:
 

Log Name:      System
Source:        Win32k
Event ID:      243
Task Category: None
Level:         Warning
Keywords:      Classic
User:          N/A
Computer:     
Description:
A desktop heap allocation failed.

Veeam AgentマシンのシステムイベントログにもDCOMエラー(イベントID 10010)が記録されます。
 

解決方法

記事の適用範囲

この記事は、Windows OSが「ヒープ割り当て」に失敗する特定のシナリオに関連しています。

この記事で提供する解決策は、Windowsシステムイベントログ(eventvwr.msc)でイベントID# 243が見つかった場合にのみ適用してください。

この問題を解決するには、レジストリキーを更新してデスクトップのヒープメモリサイズを増やします。この変更はすべてのサービスのデスクトップヒープに影響するため、必要以上に値を大きくしないでください。レジストリキーを更新するには、以下の手順を実行します:

  1. regedit.exeを実行します。
  2. HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems キーを探します。
  3. Windows文字列を見つけます。その文字列を右クリックし、[修正]を選択します。
Location
  1. [値のデータ]において、(空白で区切られた)3番目のフィールドの [SharedSection] の値を以下のように編集します:
Before
編集前
After
編集後
  1. OKをクリックします。
  2. Veeam Agentマシンを再起動します。

More Information

このKBの以前のバージョンでは、ヒープメモリの問題を引き起こしている可能性のあるメモリリークの原因となるプロセスを特定するためのツールの使用について説明していました。しかし、Server 2012 R2以降、Microsoftはヒープメモリ管理システムのコアロジックを変更したため、公開されているツールは互換性がありません。このKBで言及されているVeeamのエラーに遭遇し、イベントビューアでイベントID# 243を見つけた場合、マイクロソフトのサポートに対してケースを開き、サービスのメモリリークの原因を見つけるための支援を求めることをお勧めします。
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