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ホスト名変更後にVeeam Backup & Replicationコンソールが開かない

KB ID: 2350
Product: Veeam Backup & Replication | 12.1
Published: 2017-10-05
Last Modified: 2024-11-19
Languages: EN
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記事の適用範囲

この記事はVeeam Backup & Replication (VBR)のv12より前のバージョンで、デフォルトのインストール時にMicrosoft SQL Serverインスタンスが採用されている環境が構築された後、Veeam Backup Serverのホスト名を変更した場合、Veeam Backup & Replicationコンソールが接続に失敗することに関するものです。

v12より前のVBRでは、インストーラーはMicrosoft SQL Server Expressをデフォルトで導入し、VBRはそのSQL Serverインスタンスに対し(インストール時の)ホスト名を使用して接続するように構成されていました。

VBRのv12からは、デフォルトのSQLデータベースエンジンはPostgreSQLに変更され、かつ、そのPostgreSQLインスタンスに対してlocalhostで接続するように構成されます。

注意:Veeam Backup & Replicationコンソールは、他の原因により接続時の問題が発生する場合がありますが、それらについてはKB2127の記事で紹介されています。

問題の内容

Veeam Backup Serverのホスト名を変更した後、Veeam Backup & Replication コンソールが次のエラーを表示して接続に失敗します:

No connection could be made because the target machine actively
refused it 127.0.0.1. Make sure the backup server you are connecting with
is X.Y version.

Veeam Backup & Replicationが表示するエラーメッセージは、バージョンの互換性の問題によるものであることを示唆しています。これは、異なるバージョンがインストールされていて9420ポートに接続出来ないと仮定していますが、実際にはサービスVeeam Backup Serviceが開始できないことに依ります。

Screenshot of console error
Veeam Backup & Replicationコンソールv12.1の例

このようにVeeam Backup & Replicationコンソールの起動に失敗する場合、(Windows上のサービスである)Veeam Backup Serviceの状態が停止していて再起動もできないことが確認できるはずです。Veeam Backup Serverの診断ログには、サーバーが以前のホスト名に接続しようとしていることを示す以下のメッセージが含まれます。

%programdata%\Veeam\Backup\Svc.VeeamBackup.log:

 Info (3)    [MSSQL] Connecting to SQL Server (CurrentUser=[NT AUTHORITY\SYSTEM], ServerInstance=[oldhostname\VEEAMSQL2016], Options=[Master], Environment=[Default])
Error (3)    [MSSQL] Failed to connect to server oldhostname\VEEAMSQL2016. (Microsoft.SqlServer.Management.Common.ConnectionFailureException)
Error (3)    [MSSQL] A network-related or instance-specific error occurred while establishing a connection to SQL Server. The server was not found or was not accessible. Verify that the instance name is correct and that SQL Server is configured to allow remote connections. (provider: SQL Network Interfaces, error: 26 - Error Locating Server/Instance Specified) (System.Data.SqlClient.SqlException)

原因

この問題はVeeam Backup Serviceの開始に失敗し、それがVeeam Backup & Replicationコンソールの接続、起動を妨げています。 Configuration database connection設定において、変更前のホスト名のSQL Serverインスタンスに接続するように構成されている(新しいホスト名を使って接続するように構成変更されていない)ことが原因です。

解決方法

この問題を解決するには、以下の手順でVeeam Backup & Replicationの設定をlocalhostか、または新しいホスト名に変更します:

  1. Veeam Backup & ReplicationサーバーのスタートメニューにあるConfiguration Database Connection Settingsプログラムを起動します。
  2. Veeam Backup and Replicationを選択し、Nextをクリックします。
    (Enterprise Managerがインストールされていない場合、製品を選択するプロンプトは表示されません。)
  3. Server name覧の値を正しいホスト名になるように変更します。
    注意:localhostか新しいホスト名を指定します。
  4. Nextをクリックすると、Veeamはデータベースに接続します。このプロセスが完了するまで待ちます。
Screenshot of DB Config Tool
  1. Nextをクリックすると、Veeamサービスが開始されます。
    注意:他のサービスを再起動させるように促すメッセージが現れた場合は、Yesと回答します。
  2. これが完了したら、Finishをクリックし、Veeam Backup & Replicationコンソールにアクセスしてみてください。

その他の情報

  • 以上の手順で問題が発生した場合は、Veeamサポートにお問い合わせください。
  • ホスト名が変更されていない場合において、コンソールを開く際の問題のトラブルシューティングはKB2127にあります。
  • ハイパーバイザー、リポジトリ、プロキシなどの他のコンポーネントのホスト名変更には、KB1905で説明されている追加の手順が必要です。

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