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CrowdStrikeのコンテンツ更新によって影響を受けるお客様向けのVeeamのガイダンス

サポート更新に関するFAQ

Veeam製品のサポートを更新いただく際の基本ガイドラインをご確認ください。

  • Veeamの製品ライセンスには、24時間365日のプロダクションサポートが含まれます。
    • 従来のソケット単位のライセンスには、購入されたものに応じて、プロダクションサポートとベーシックサポートのいずれかが含まれます。
    • 大規模な法人のお客様向けに、プレミアレベルのサポート(追加料金)もご用意しています。
  • 最新の料金、および現在お支払いいただいている保守費用に関しては、更新担当者にご確認ください。
    • 現在、プロダクションサポートについて、年単位の永久ライセンスの更新は、更新の時点での完全な新規ライセンスのMSRPの27%の価格に設定されています。ベーシックサポートが付属する従来のソケット単位のライセンスの場合、年単位の更新の価格は、完全新規ライセンスのMSRPの22%の価格に設定されています。サブスクリプションの更新料は、現行のMSRPのサブスクリプション料金で設定されます。MSRPには、各地域の税金(VAT、GST、消費税)は含まれません。
  • 公共機関、教育機関でお使いのライセンスの場合、サブスクリプションライセンスであればサポート契約の更新を割引価格でご提供できる場合がございます。永久ライセンスについては割引が適用されませんのでご了承ください。お使いの地域でどのような割引があるのかは、Veeam保守更新チーム にお問い合わせください。
  • 現在の年に有効期限が切れるサポート更新は、1年間の延長が必要です。
  • サブスクリプション契約は、全ての注文について、現在の日付から最大5年に制限されます。 保守契約は、全ての注文について、現在の日付から最大3年に制限されます。 新しいライセンス注文(1年間のサポートを含む)または年間更新注文は、最大2年の前払い保守付きで購入できます。 保守SKUを「2倍」にしても、サポート期間を延長することはできないのでご注意ください。
  • Starterご利用のお客様は、 こちらのページをご覧ください。
従来のソケット単位の永久ライセンス契約から、全ての機能を備えたポータブルなVeeamユニバーサルライセンス(VUL)サブスクリプションに移行するにはどうすればいいですか?
ソケットベースの永久ライセンスからVULライセンスに移行するには、移行SKUを購入していただきます。 移行SKUを購入すると、契約がソケット単位の永久ライセンスからVeeamユニバーサルライセンスに切り換わり、ほとんどの場合、サポート期間も1年延長されます。 ソケットベースのライセンスからVULへの移行は全て、利用環境のソケットの総数に対して行う必要があります。 指定の移行SKUを使用せずに、新しいVULライセンスを購入してソケット単位の永久ライセンスと替えることは許可されていません。 移行が完了したら、それ以降の見積もりは全てVULのSKUで行われます。 移行と価格の詳細については、ご希望のリセラーかVeeam保守更新チームまでお問い合わせください。
VULライセンスに移行すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
ソケットライセンスをVULに移行することで、より優れたライセンスポータビリティを、アジャイル環境、ハイブリッド環境、マルチクラウド環境で利用することができます。VULライセンスでは、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-V VMのバックアップだけでなく、MicrosoftやOracle、SAP HANA、NAS(v10より)といったワークロード向けのエンタープライズアプリもバックアップすることができます。詳しくは、こちらをご覧ください。VULの機能は、注文の処理が完了しましたら、すぐにご利用いただけます。 
サポート期限が切れると、どうなるのですか?

サブスクリプションライセンスの契約期間が終了すると、サブスクリプションが更新されるまで、バックアップ機能とサポートがどちらも利用できなくなります。

永久ソケットライセンスの保守期間が終了すると、製品は保守期間が切れた段階でインストールされているバージョンでお使いになれますが、サポートは利用できなくなります。

現在サポートをご契約いただいていないお客様は、製品のアップデートや新製品のリリースといった情報や、タイムリーなテクニカルサポートへのアクセスを失うだけでなく、ライセンスポータルでのライセンス管理もできなくなります。保守契約の更新(ライセンス統合、エディションのアップグレード、エディションのダウングレードを含む)がされるまで、期限が切れた契約に対する新しいライセンスキーは発行されません。

期限が切れる前にサポート契約を更新できますか?

もちろん更新していただけます。サポート有効期限が切れるまで更新を延期する必要はありません。早めに更新すれば、全てのサポート内容に継続してアクセスしていただけます。

更新後の新しいサポート期間は、サポート有効期限が切れた時点からの開始となります。

サポート期間満了後に契約を更新するとどうなりますか?

有効なサポート契約を結ぶことで、あらゆるメリットを最大限に活用することができます。 

  • 新しいメジャーリリース、新機能、製品のマイナーアップデート(無料)
  • ライセンスの管理と統合
  • 経験豊富なVeeamテクニカルサポート
  • VMware vSphereおよびMicrosoft Hyper-V向けの互換性リリース

更新期限が過ぎた後に永久ライセンスを更新する場合は、25%の回復手数料がかかります。この料金は期限切れ更新SKUに含まれます。 サポート期間は、当初の契約満了日から延長されます。

期限切れのサブスクリプション契約を更新する場合は、追加の回復手数料は発生しません。 この場合、サポート開始は発注処理日からとなります。 

製品のサポート契約がすべて失効してから1年以上(永久ライセンスの場合)、または6ヶ月以上(サブスクリプションライセンスの場合)経過した場合、ライセンスを更新することはできません。

今後の最適な道筋についてのご相談は、Veeam保守更新チームまでお問い合わせください。 

契約期間終了前に契約内容をアップグレードすることはできますか?
はい、もちろんです。 サブスクリプションと永久ライセンスモデルの場合、製品アップグレードをご利用いただけます。 ソケット単位の永久ライセンスモデルにも、エディションのアップグレードがあります。 製品をアップグレードされるお客様には、以前の製品と新しい製品のサポート価格の差額を負担していただく必要があります。
更新後、サポートはいつから開始されますか?

永久ライセンスの場合
永久ライセンス保守契約は、サポート契約満了日から延長されます。

たとえば、サポート期間が2023年12月に満了する場合、 年単位の更新を2023年10月に購入すると、新しいサポート期間は、2023年12月~2024年12月になります。サポート期限が切れているライセンスの場合も同じ方法が使用されます。たとえば、2022年12月にサポート期間が満了しており、年単位の更新を2023年4月に行った場合、新しいサポート期間は、2022年12月~2023年12月になります。

サブスクリプション契約
有効なサブスクリプション契約は、サポート契約満了日から延長されます。 期限切れのサブスクリプション契約は、発注処理日から延長されます。

新しいライセンスのサポートはいつ開始されますか? また、お客様が希望される場合、サポート開始日を延期することはできますか?
新しいライセンスのサポートは、Veeamが販売代理店からの発注を受け付け、新しいライセンスキーをお客様にお届けした日から開始されます。なお、サポート開始日を延期することはできませんのでご了承ください。
更新後、お客様の手元に新しいライセンスファイルが届くのはいつになりますか?

Veeamは、販売代理店からの発注を受理後48時間以内(週末はこの時間に含みません)に処理します。

ライセンス更新に関して不明点がある場合は、ヘルプセンターの「ライセンスのインストール」ページをご覧ください。

ソフトウェアを新しいバージョンにアップグレードするにはどうすればよいですか?
Veeamヘルプセンターにアクセスして、お使いの製品についてユーザーガイドを検索してください(例:Veeam Backup & Replication v12へのアップグレード
今はVeeamインスタンスライセンス(VIL)を契約していますが、VULにして更新した場合、製品を再インストールする必要はありますか?
お使いのエディションによります。Enterprise PlusのVILをお使いの場合は、VILライセンスファイルをVULライセンスファイルに置き換えるだけで完了です。既存のライセンスをアップグレードする方法については、Veeamブログで公開しているこちらの動画「Veeam Backup & Replication v10ライセンスアップグレード」でもご紹介しています。StandardまたはEnterpriseエディションからVULへと更新する場合は、全ての機能をお使いいただけるEnterprise Plusのレベルにアップグレードされるため、いくつか設定を再確認する必要が生じる場合があります。
今も従来型のVeeam Agentを契約しています。更新にはどんな選択肢がありますか?
Veeam Agents for Microsoft Windows and Linuxは現在、Veeam Backup & Replicationのモジュールとして提供されています。更新される際には、環境の規模や監視機能が必要かどうか、他にどんなVeeam製品をお使いかによって、VUL製品から新しいものをお選びいただけます。お使いの環境に最適な更新オプションについてのご相談は、Veeam保守更新チームまでご連絡ください。
複数のソケットライセンスが統合されたライセンスファイルを使っており、サポートレベルがベーシックサポートとプロダクションサポートの両方ある場合、どのレベルでサポートを受けられますか?
プロダクションサポートを受けるには、対象となる全ソケットのライセンスがプロダクションサポートレベルである必要があります。そうでない場合は、ベーシックサポートレベルのサポートになります。
Veeamの担当者からSKUを受け取ったらどうすればよいですか?
Veeamの担当者からSKUが届いたら、リセラーの正式なオファーをリクエストしてください。
同一の一元管理コンソールに、ソケットライセンスとVULライセンスの両方がある場合、エディションの機能はどちらを利用できますか?
ソケットライセンスとVULを一元管理(統合)している場合、統合された環境全体の製品エディションはソケットライセンスのライセンスキーが定義します。そのため、Standard/Enterpriseエディションが、全ての機能が使えるVULのEnterprise Plusエディションより優先されることになります。各エディションの違いについてはこちらをご覧ください。
同一の一元管理コンソールに、ソケットライセンスとVULライセンスの両方がある場合、どちらのサポートレベルを使用できるのでしょうか?
統合された環境全体のサポートレベルとサポートIDは、ソケット・ライセンス・キーによって定義されます。統合された環境全体でプロダクションのサポートレベルを受けるには、ソケットベースのライセンスでプロダクションのサポートレベルを契約する必要があります。この契約をしない場合、初期設定のベーシックレベルのサポートとなります。

サポート期間の統一

サポートの有効期間が異なる複数の製品や契約を整理して、有効期間を揃える「サポート期間の統一」を行うと、多くの関係者が関わる更新プロセスが簡素化され、お客様に確実にサポートをお届けできるようになります。Veeamでは、ソケットライセンスについては月単位および年単位の保守更新SKUを、VULについては月単位および年単位の製品更新SKUを提供しています。月単位のSKUは、契約を統合および調整し、同じ月に期限が切れるようにする目的にのみ使用します。

ソケットライセンスの期間統一(または統合)をおこなうには、期間を揃えるまでに必要な月数と、統合したい契約のソケット数を掛け合わせて必要なSKU数を出します。VULの場合は、必要な月数と、統合したい契約のVUL数を10で割った数を掛け合わせて算出してください。

Veeamの更新についてご質問またはご不明な点がある場合、またサポート期間を統一するためのSKUの確認をご希望の場合は、こちらの更新申請フォームより担当チームにご連絡ください。