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Oracle RMAN用Veeamプラグインのログを収集する方法

KB ID: 2871
Product: Veeam Backup & Replication | 10 | 11 | 12 | 12.1
Published: 2024-07-17
Last Modified: 2024-07-17
Languages: EN
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目的

Veeam Plug-in for Oracle RMANに関するサポートケースに必要な診断情報を収集する方法を説明します。

解決方法

  1. 以下の5つのセクションに記載されている診断情報を収集します。
  2. 収集したデータを1つの.zipファイルにまとめます。
  3. そのzipファイルをVeeam Supportのケースに添付してください。

1) Veeamサーバ上のVeeamプラグインログ

Veeam Backup Serverおよび、すべてのバックアップリポジトリ*において、以下のプラグインフォルダ内のログを収集します。

*WindowsとLinux以外のリポジトリにおいては、リポジトリに関連付けられたGatewayサーバ上にログファイルが存在します。

  • Veeam Backup Server / Windowsリポジトリ
    %ProgramData%\Veeam\Backup\Plugin\
    
  • Linuxリポジトリ
    /var/log/VeeamBackup/Plugin/
    

 

VBR管理によるバックアップの場合

バックアップがVeeam Backup & Replicationで管理されている場合、以下も収集してください:

  • Veeam Backup Serverから、以下のフォルダ内のすべてのログを収集します:
    %programdata%\Veeam\Backup\Rescan\
    
  • KB1832で説明されているジョブログ

2) Oracleサーバ上のVeeamプラグインログ

Linux、Oracle Solaris、またはAIX上で稼動しているOracleの場合
  • プラグインログ - Oracleサーバの以下のフォルダにあるプラグインログを収集します。
    /tmp/veeam_plugin_logs/
    

    以下のコマンドは、/tmp/veeam_plugin_logs/ からのログを自動で収集します。

cd /tmp/veeam_plugin_logs/ && tar -cvf - . |  gzip -9  >  ~/$(hostname)-$(date +"%Y-%m-%d_%H-%M-%S-%z-")-veeam_plugin_logs.tar.gz && cd -

上記のコマンドは、Linux、Solaris、AIXで汎用的に使用できるように記述されています。出力ファイルはコマンドを実行しているアカウントのホームフォルダに書き出されます。エクスポートされたログファイルの名前は一意で、ホスト名、タイムスタンプ、タイムゾーンを含みます。

  • Oracle プロキシログ - Oracle Server上の以下のフォルダにあるプラグインログを収集します。
    /tmp/OracleProxyLogs/
    

    以下のコマンドは、/tmp/OracleProxyLogs/ からログを自動で収集します。

cd /tmp/OracleProxyLogs/ && tar cvf - . |  gzip -9  >  ~/$(hostname)$(date +"%Y-%m-%d_%H-%M-%S-%z-")-OracleProxyLogs.tar.gz && cd -

上記のコマンドは、Linux、Solaris、AIXで汎用的に使用できるように記述されています。出力ファイルはコマンドを実行しているアカウントのホームフォルダに書き出されます。エクスポートされたログファイルの名前は一意で、ホスト名、タイムスタンプ、タイムゾーンを含みます。

  • Managed Deployment Logs - バックアップがVeeam Backup & Replicationによって管理されている場合、以下のフォルダから収集します:
    /var/log/VeeamBackup/
    
    • VeeamDeploymentCli.log
    • VeeamDeploymentDll.log
    • VeeamDeploymentSupervisor.log
    • VeeamDeploymentSvc.log
    • VeeamDeploymentVcpServer.log
    • VeeamEnvironmentSvc.log
    • VeeamImmutableRepoSvc.log
    • VeeamInstaller.Default.log
    • VeeamTransportCli.log
    • VeeamTransportSvc.log

  • または、以下のコマンドで/var/log/VeeamBackup/フォルダからすべてのログを収集します:

cd /var/log/VeeamBackup/ && sudo tar -cvf - . | gzip -9 > ~/$(hostname)-$(date +"%Y-%m-%d_%H-%M-%S-%z-")-veeam_deployment_logs.tar.gz && cd -
Windows 上で稼動している Oracle の場合
  • Oracle Server上の以下のフォルダにあるプラグインログを収集します。
    %ProgramData%\Veeam\Backup\RmanPluginLogs\
    
  • バックアップがVeeam Backup & Replicationで管理されている場合、以下のログもフォルダから収集してください:
    C:\ProgramData\Veeam\Backup\
    • Svc.VeeamInstaller.log
    • Svc.VeeamInstallerDll.log
    • Svc.VeeamTransport.log
    • VssProxy.log

3) RMAN 操作ログ

失敗した RMAN 操作に関する情報を保存します。これは、以下に示すように、さまざまな方法で実現できます。どの方法が最も適切か、御社のシステム管理者と相談してください。サポートエンジニアが失敗した操作の RMAN クライアント出力を確認することは重要です。Veeamサポート用にRMANクライアント操作の出力をテキストファイルに保存してください。

  • ファイルへのリダイレクトを使用する場合:
    $ rman target / | tee -a /tmp/rman.log
    

 

4) RMAN情報

RMANクライアントコマンドプロンプトから以下のクエリを実行します:

RMAN> LIST BACKUP;
RMAN> LIST ARCHIVELOG ALL;
RMAN> SHOW ALL;

上記のクエリの出力をテキストファイルに保存します。

5) データベース情報

Oracle サーバ上のソフトウェアのインストールに関する全般的な情報をサポートエンジニアに提供します:

  1. sqlplus ユーティリティを使用して、sysdba としてインスタンスに接続します:
    $ sqlplus / as sysdba
    
    その後、以下のクエリーを実行します:
    SQL> SELECT * FROM V$VERSION;
    SQL> SELECT STATUS FROM V$INSTANCE;
    SQL> SELECT LOG_MODE FROM V$DATABASE;
    SQL> SELECT NAME FROM V$CONTROLFILE;
    SQL> SELECT USERNAME,SYSDBA FROM V$PWFILE_USERS;
    SQL> SHOW PARAMETER SPFILE;
    SQL> SHOW PARAMETER PFILE;
    
    上記のクエリの出力をVeeamサポート用にテキストファイルに保存します。
  2. Oracle デー タ ベース の インストールか ら 以下の フ ァ イ ルを取得 し ます (こ れ ら の フ ァ イ ルの正確な場所について不明な場合は、御社のデー タ ベース管理者に尋ねて く だ さ い):
    • Linux/AIXの場合:
      oratab (デフォルトでは /etc にあります)
      inventory.xml (デフォルトは $ORACLE_BASE/oraInventory/ContentsXML にあります)
      oraInst.loc (デフォルトは $ORACLE_HOME にあります)
      
    • Oracle Solarisの場合:
      oratab (デフォルトでは /var/opt/oracle にあります)
      inventory.xml (デフォルトは $ORACLE_BASE/oraInventory/ContentsXML にあります)
      oraInst.loc (デフォルトでは $ORACLE_HOME にあります)
      
    • Windowsの場合:
      「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Oracle」レジストリキーの内容をエクスポートします。
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