NTDS VSSライターの障害に関連するVSSエラー
| KB ID: | 1697 |
| Product: |
Veeam Backup & Replication Veeam Agent for Microsoft Windows |
| Version: | ALL |
| Published: | 2012-12-03 |
| Last Modified: | 2025-02-21 |
| Languages: | EN |
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問題の内容
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Unable to release guest. Details: Unfreeze error: [Backup job failed. Cannot create a shadow copy of the volumes containing writer's data. A VSS critical writer has failed. Writer name: [NTDS]. Class ID: [{b2014c9e-8711-4c5c-a5a9-3cf384484757}]. Instance ID: [{66fddc15-0e4c-4a2a-ad31-32eaf6dae8a3}]. Writer\'s state: [VSS_WS_FAILED_AT_POST_SNAPSHOT]. Error code: [0x800423f4].]
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Error: VSSControl: 0 Backup job failed. Cannot create a shadow copy of the volumes containing writer's data. Cannot prepare the [NTDS] data to a subsequent restore operation. Cannot process NTDS data. Cannot create a backup copy of the BCD.
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Error: VSSControl: -1 Backup job failed. Cannot create a shadow copy of the volumes containing writer's data. Cannot prepare the [NTDS] data to a subsequent restore operation. Cannot process NTDS data. Cannot create a backup copy of the BCD. Cannot get [BcdStore] object. COM error: Code: 0xffffffff
解決方法
このセクションに記載されている操作は、問題が発生しているDCのOS内で実行する必要があります。
以下のトラブルシューティングを個別に実行し、それぞれの後にジョブをテストしてください。
ドメインコントローラーの再起動
アンチウイルスによる干渉の切り分け
アンチウイルスを一時的に無効にすることで、問題がアンチウイルスからの干渉に関連しているかどうかを切り分けることができます。アンチウイルスを完全に無効にし、Veeamジョブを実行します。ジョブが動作する場合、アンチウイルスを再度有効化し、ジョブが再び失敗する場合、アンチウイルスを調査する必要があります。
SentinelOneのような多くのアンチウイルスソリューションは、ブート構成データ(BCD, Boot Configuration Data)へのアクセスを監視、防止するモジュールを開発しました。これらの 「ブート保護モジュール 」は、Veeamのアプリケーション認識処理がドメインコントローラーで動作するのを妨げることが知られています。バックアップジョブのアプリケーション認識処理ステップの間、ドメインコントローラーに限り、セーフブートを有効にするためにBCDが一時的に変更されます。ウイルス対策ソリューションが許可している場合、バックアップ操作の妨げにならないように、ブート保護機能を無効にしたポリシーまたはグループにドメインコントローラーを配置することを検討してください。
Veeam Backup & Replicationで推奨されるアンチウイルス除外の詳細については次をご参照ください：https://www.veeam.com/kb1999。
NTDS VSS ライターが「安定」状態であることを確認します。
vssadmin list writersライター名：'NTDS'
ライターId： {b2014c9e-8711-4c5c-a5a9-3cf384484757}
ライターインスタンスId：{ee24b741-eaf7-4663-8f95-b92ae8c5e164}
状態 ：[1] 安定
最後のエラー： エラーなし- NTDS VSSライターが「状態： [1] 安定」と表示されない場合は、ドメインコントローラーを再起動してください。
- NTDS VSSライターの状態が[安定]状態にならず、ジョブの失敗が続く場合は、VSS Trace を使用してさらに調査が必要な場合があります。
注意：NTDS VSSライターがリストに表示されない場合は、Microsoftサポートに連絡してライターが存在しない理由を調査することをお勧めします。
その他の情報
Windows Serverバックアップを使用したVSS問題の切り分け
切り分けの手順として、サーバーマネージャーでWindowsサーバーバックアップ機能を有効にします。次に、システム状態を含む完全なバックアップを実行します。
同様のVSSエラーで失敗する場合、OSレベルの問題である可能性が高く、より詳細な調査が必要です。Veeamサポートは、お客様およびMicrosoftサポートと協力して調査を支援するために最善を尽くします。
まれなケースでのソリューション
- レジストリのProfileListに.bakキーがないことを確認します。Verify that there are no .bak keys in the ProfileList within the Registry.
HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
- WMIリポジトリの破損がないかをチェックし、WMIリポジトリを再構築します。
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