2022年5月18日 米国ネバダ州 ラスベガス開催「VeeamON 2022」 - 先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理ソリューションのリーダー企業であるVeeam Software(以下、Veeam)は、年次カンファレンス「VeeamON 2022」Day2プログラムを開催し、2022年の製品ロードマップに関する紹介を行いました。
Veeamは、クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理など、すべての環境にわたってすべてのデータを保護する単一プラットフォームの今後のアップデートに関するイノベーションを紹介し、製品プレビューを実施しました。また、クラウドネイティブソリューション(AWS、Azure、Google Cloud向け)とSaaSサービス(Microsoft 365とSalesforce)、Kubernetes向けのKasten by Veeam K10の統合、そしてもちろん待望のVeeam Backup & Replication v12に関する主要イノベーションのデモンストレーションを実施しました。
最高技術責任者(CTO) 兼 製品戦略担当シニアバイスプレジデント、ダニー・アラン(Danny Allan)は次のように述べています。
「私たちは、世界中の45万人を超えるお客様のデータを悪意ある第三者から保護し、ダウンタイムとデータ損失を最小限に抑えるためのサポートを行っています。Veeamを使用することで、データがハイブリッドクラウド環境下のどこにあっても、データを所有、管理運用、安全にバックアップおよびリカバリすることができます。Veeamは、企業や組織が自信を持ってクラウド移行を実施し、クラウドモビリティでロックインを回避することを可能にします。これこそが、“先進的データ保護”の定義です。Veeamは、最高水準の製品規格を打ち立て、セキュリティの再定義、リカバリの確保、将来対応可能なソリューションを拡大、提供していくことでお客様のご要望に応え続けています。こうしたVeeamの一貫した革新と製品主導の成長は、VeeamON 2022で十分にお見せすることができます」
Veeam Backup & Replication v12
Veeam Backup & Replication v11のダウンロード数が85万件を超えたことを受け、Veeamは、待望のVeeam Backup & Replication v12でその幅広い機能群の革新と拡張をさらに実現し続けています。「VeeamON 2022」で初めてV12を発表し、クラウド、セキュリティ、エンタープライズフォーカス分野におけるさらに多くの機能プレビューを実施しました。Veeamは、以下の新機能を含め、今日の変化し続けるITエコシステムでお客様が必要とする機能をさらに強化していきます。
ESGリサーチのプログラムディレクターであるクリストフ・バートランド(Christophe Bertrand)氏は、次のように述べています。
「サイバー脅威の増加、データの急激な増加、絶え間ないクラウドシフトを背景に、世界中のあらゆる企業にとって、データおよびシステムの保護が不可欠になっています。当社の調査によると、クラウドに保存されているデータ、アプリケーション、コンテナ化されたサービス、As-a-Serviceプラットフォームに関しては、データ保護の切り離し、つまりデータ損失のリスクが大きいことが分かっています。このため、Veeamの V12の新リリースは重要です。Veeam V12は、実績あるプラットフォームを基に構築されているだけでなく、データおよびシステムのセキュリティの回復性を大規模に改善することによってビジネスリスクを低減する能力を強化しています」
Veeam Backup for Microsoft 365 v7
Veeamは、今年下半期に予定されているVeeam Backup for Microsoft 365 v7の詳細なモニタリングとレポーティングのデモを行いました。新バージョンでは、Veeam ONEとの統合により、エンタープライズ・グレードのモニタリングとレポート機能が搭載されました。1,100万人以上の有料契約ユーザーを持つMicrosoft 365バックアップ市場のリーダーとして、ビルトインのインテリジェンスによりシステムとインフラの円滑な稼働をサポートします。
Veeam Backup for Salesforce
Microsoft 365製品の成長に続き、Veeamのポートフォリオに追加されたVeeam Backup for Salesforceの一部を公開しました。クラウドとオンプレミスでバックアップできる新機能により、Salesforceのデータとメタデータが失われるリスクを低減します。
ダニー・アラン(Danny Allan)は次のように述べています。
「VeeamON2022で、これらの新たなイノベーションをお客様やパートナーの皆さまにお見せできることを大変嬉しく思います。2022年度第1四半期にVeeamが扱ったデータの移動量は、2020年よりもはるかに多かったという事実は、企業や組織がより優れたインテリジェンス、データモビリティ、コラボレーションのエコシステム、ハイブリッドな環境を必要としていることを証明しています。Veeamは、データが社会の課題を解決し、歴史の流れを変え、個人に影響を与える力を持つことを理解しています。世界中の何十万もの企業や組織のためにそのデータを保持するという責任を負うことに対し、私たちが信頼されていることを光栄に思っています」
※VeeamONでプレビューを行ったすべてのソリューションは、2022年後半に一般提供を開始する予定です。「VeeamON 2022」(米国時間5月16日~5月19日)の登録はこちらをご参照ください。
Veeam Softwareについて
Veeamは先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理のリーダー企業です。クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理環境の単一プラットフォームを提供しており、Veeamのお客様は、業界で最もシンプルかつ柔軟で信頼性に優れた強力なプラットフォームによってアプリやデータが保護され、常に利用可能であることを確信しています。Veeamは、世界全体で40万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の81%以上、グローバル 2,000の70%以上が含まれます。米国オハイオ州コロンバスに本社を置き、世界30か国以上で事業所を展開するVeeamのグローバルエコシステムには、3万5,000社以上のテクノロジーパートナー、リセラーパートナー、サービスプロバイダー、アライアンスパートナーが含まれています。詳細については、https://www.veeam.com/jpをご覧いただくか、LinkedIn(@veeam-software)とTwitter(@veeam)でVeeamをフォローしてください。