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Veeam、AWS Marketplaceへの新バージョンを発表。 AWSストレージコンピテンシーステータスも取得し、AWSとの連携を強化

新バージョンVeeam Backup for AWS v2によって、 災害時におけるAWS上のアプリケーションと データのアベイラビリティおよびアクセシビリティを提供

クラウド・データ・マネジメントを実現するバックアップソリューションのリーダー企業であるVeeam Software(以下 Veeam)は、Amazon Web Services(AWS)ユーザー向けの新しいVeeam Backup for AWS v2の提供開始と新機能を発表しました。くわえてAWSストレージコンピテンシーステータスの取得により、お客様の課題解決とビジネスゴール達成をさらに推進します。

Veeam Backup for AWS(2019年第4四半期に製品リリース)は、AWSネイティブなAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)のバックアップとリカバリを投資効率よく、かつ安全に提供します。AWS Marketplace上で、無償版、有償版、ライセンス持ち込み(BYOL)版が提供されています。Veeam Backup for AWSは、AWS向けのスタンドアロンAWSバックアップおよびディザスタリカバリソリューションとしてAWSバックアップに実装できるほか、Veeam プラットフォームとの統合も可能です。バックアップとリカバリのみならず、クラウド・仮想・物理間の環境移行をシームレスにサポートする、クラウドモビリティとデータポータビリティを実現します。

Veeamの最高技術責任者(CTO)兼製品戦略部門シニアバイスプレジデントのダニー・アラン(Danny Allan)は、次のように述べています。「Veeamはつねに、お客様とパートナーのコミュニティからのフィードバックに基づいたリリースを研究開発しています。今回のVeeam Backup for AWSの最新バージョンもその一環です。お客様とパートナーへは、オンプレミスでもクラウドでも、データが保管場所で保護されていること、安全性が確保されていることを確認するのは、お客様自身の責任であることを繰り返しお伝えしています。データの価値がかつてないほど高まった現在も、それは変わりません。2020年第1四半期、VeeamがAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)内で保護するデータの量は、前年比20倍以上に増加しました。AWS Marketplace上の最新のリリースと、AWSストレージコンピテンシーステータスの取得は、クラウド・データ・マネジメントのリーダー企業としてのコミットメントを強化するだけでなく、Veeamのデータ保護をAWSのお客様にまで広げます」

Veeam Backup for AWSは、AWS上のワークロードの保護を必要とする企業に急速に普及しました。Veeam Backup for AWSの最新リリースには、お客様とパートナーのリクエストに基づく多数の機能強化と新機能を以下のとおり搭載しています。

l  AWSディザスタリカバリ

AWSアカウントおよびリージョン間でAmazon Elastic Block Store (Amazon EBS)スナップショットのレプリケーションとリカバリを行い、リージョンの停止から保護します。

l  新たにリリースされた変更ブロックトラッキング(CBT)APIとの統合

バックアップウィンドウを短縮し、コンピューティングとストレージの費用を削減します。

l  実行中のAmazon EC2インスタンスを対象としたアプリケーション整合性スナップショットおよびバックアップ接続しているAmazon EBSボリュームをシャットダウンや切断する必要がありません。

l  パブリックRESTful API

外部アプリケーションとワークロードにセキュアに接続し、Veeam Backup for AWSを統合、管理できます。

AWSパートナーネットワーク(APN)におけるAWSストレージコンピテンシーステータスの取得は、アドバンストテクノロジーパートナーとしての昇格です。Veeamは、AWSに移行するデータとAWSクラウド上のデータを、効率的に移動、利用、保護するためのテクノロジーを評価、実装、使用するお客様を支援し成長してきました。具体的にはアーカイブ、バックアップとリストア、事業継続性とディザスタリカバリ(BC/DR)、プライマリストレージなどを提供しています。

Veeamは、これからもお客様とパートナーからのフィードバックに耳を傾けます。Veeam Backup for AWSとVeeam Backup & Replicationには数か月以内に、AWSネイティブバックアップとリカバリの新たな機能強化を追加予定です。お客様は、オンプレミスおよびAWSクラウド環境間のデータの保護とポータビリティをより簡単に利用できるようになります。これにより、アベイラビリティとコスト効率が最適な場所にデータを保存する、最高レベルの選択肢と柔軟性を実現します。

価格と提供開始予定

Veeam Backup for AWSの提供は、AWS Marketplace上ですでに開始しています。

10 Amazon EC2インスタンスのバックアップを提供する全機能の無償版は、こちら(英語)で導入できます。有償版には、スタンドアロンAWSバックアップおよびディザスタリカバリの従量課金サービス、または柔軟なVeeamユニバーサルライセンスを利用するVeeamプラットフォーム統合オプションが含まれます。

詳細については、https://www.veeam.com/jp/aws-backup.htmlをご覧ください。

コメント

ESG シニアアナリスト、クリストフ・バートランド(Christophe Bertrand)氏

「ESGリサーチでは、ビジネスとITの重要な義務は、アプリケーションとデータを保管先に関係なく保護することであると強く認識しています。多くのミッションクリティカルなワークロードとデータセットがハイパースケールクラウドプラットフォーム上に存在する現在、組織はすべてのプラットフォームでリカバリSLAを確実に満たすように、こうした環境内のデータ保護プロセスとソリューションを強化する必要があります。AWS向けの最新機能は、包括的なサポート提供を戦略化するVeeamの強化につながります。これは、Veeamのパートナーエコシステムにとって、広範なソリューションセットをお客様に提供する大きな機会でもあります」

Neurobrands LLC テクノロジーディレクター、カルビン・ラーセン(Calvin Larsen)氏

「以前からVeeamのバックアップを利用しており、新型コロナウイルスの感染拡大時にオンプレミスサーバーをAWSに移行しました。Veeam Backup for AWSは、バックアップを1時間以内に設定、その後すぐにバックアップが開始されました。バックアップのオプションが豊富にあり、セットアップと導入も簡単です。ぜひお奨めします」