2024年6月4日 - VeeamON 2024:米国フロリダ州フォートローダ・デール開催 - データ保護とランサムウェアリカバリソリューションの市場シェアNo.1企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は、6月3日~5日に米国フロリダ州で開催された年次グローバルカンファレンス「VeeamON 2024」で、クラウドベースの新しいストレージ アズ ア サービス(STaaS)「Veeam Data Cloud Vault」(以下、Veeam Vault)を発表しました。
本サービスは、お客様がバックアップデータをオフサイトだけではなく、常に書き換え不可(不変)で暗号化された安全なフォーマットで保存することを可能にし、重要な情報をさらに強力に保護するレイヤーを一層増やす役割を果たします。
Veeam Vaultは、厳格なゼロトラストのセキュリティ基準に準拠した安全性の高いSTaaS(Storage-as-a-Service)です。Microsoft Azure上で事前に構成されており、フルマネージド型のクラウドストレージリソースを提供します。また、サブスクベースでコストが予測可能なモデルです。ユーザは、クラウドまたは物理ストレージインフラストラクチャを設計・実装・管理するといった複雑な作業なしに、Azureストレージにオンデマンドでアクセスするだけで、すぐにVeeam Vaultを利用開始でき、データの保存・管理・アクセスを行うことができます。
Veeam Vaultには、ストレージコンポーネントだけでなく、イミュータブルフォーマットでストレージに書き込むために必要なAPIや、リカバリ時にデータを読み書きするためのAPIの呼び出しも含まれています。ユーザは、Veeamのソフトウェアインターフェイスを通じてサービスにアクセスし、ストレージ要件を管理できます。また時間の経過とともに要件が変化しても、ストレージニーズを簡単に拡張することができます。さらに、クラウドストレージプロバイダが提供する安定性とディザスタリカバリ機能からもメリットを受けられます。
Veeam Vaultは、Veeam Data Platformのお客様にバックアップに必要な安全なクラウドストレージを提供することを目的として構築されました。Veeam Data PlatformのバックアップをVeeam Vaultに直接書き込むか、コピーや階層化で3-2-1-1-0バックアップ戦略の一部としてオンプレミスのストレージを補完するかどうかにかかわらず、Veeam Vaultは、Veeam Data Platformのバックアップに必要な安全なクラウドストレージを提供します。
「Veeam Data Cloud Vault」の主な特長
Veeam Vaultへのニーズが加速する中、Veeamは今年も、企業を支援する新機能を提供し続けます。
コメント
VeeamのCEOであるアナンド・エスワラン(Anand Eswaran)は、次のように述べています。
「昨年サイバー攻撃を受けた組織の85%は、現在、不変性を提供するクラウドストレージを使用しています。データのバックアップをオフサイトに保存することは、あらゆるバックアップ戦略に欠かせない要素であり、システム障害やサイバー攻撃から迅速でクリーンなリカバリを行うために非常に重要です。新サービスの『Veeam Data Cloud Vault』は、付加的なレベルのデータ保護、サイバーレジリエンス、コンプライアンス遵守、より迅速なリカバリ、内部脅威に対する予防を提供することで、このニーズに応えます。これらの要素は総体的に、資金をかけずに組織の全体的なセキュリティ対策強化をサポートできるものです」
※その他コメントについては、原文をご覧ください。
Veeam Softwareについて
Veeam®は、データ保護とランサムウェアリカバリの世界No.1マーケットリーダーとして、すべての組織のデータ障害や損失の回復を行うだけでなく、ビジネスが前進できるよう支援することをミッションとしています。Veeamを使用することで、組織はハイブリッドクラウドのデータセキュリティ、データ復旧、データの自由を通じて、企業や組織の基盤となるレジリエンスを実現します。Veeam Data Platformは、クラウド、仮想、物理、SaaSおよびKubernetes環境向けの単一ソリューションで、アプリやデータを常に保護・利用可能にすることで、企業の事業継続を支援しています。Veeamは、米国シアトルに本社を置き、30か国以上で事業所を展開しています。グローバル 2,000の74%を含む45万社以上のお客様の事業継続を支援しています。基盤となるレジリエンスはVeeamから始まります。
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