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Veeam、サイバー攻撃の事前脅威分析ツール「Recon Scanner」を発表

特許出願中の技術と世界最大のサイバーインシデントデータベースを活用し、サイバー脅威を事前に特定する。サイバー脅威の防御機能として「Veeam Data Platform」に搭載し、データレジリエンス機能を強化

2024年10月1日米国ワシントン州シアトル発 抄訳 - データレジリエンス分野の市場シェアNo.1企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は、主力製品である「Veeam Data Platform」に新機能「Recon Scanner」を追加することを発表しました。本機能は、2024年11月よりグローバルで提供開始を予定しています。

この技術は、VeeamがCoveware社と共同開発したもので、サイバー攻撃対応における長年の経験と、世界最大のサイバー事件データベースを活用しています。Recon Scannerは、サイバー攻撃を事前に検知、緊急度の評価、防止することを目的に設計されており、データ保護市場における脅威評価に新たな変革をもたらします。

ランサムウェアを含むサイバーセキュリティ攻撃はますます蔓延しており、本番環境とバックアップの両方を標的にしています。このような攻撃からの復旧は以前にも増して困難になっており、統合的なデータ保護ソリューションの必要性が強く認識されています。「Veeam Data Platform」Premiumエディションの機能の一つであるRecon Scannerは、被害が発生する前に脅威を検知する機能を提供します。Recon Scannerは、定期的なスキャンにより、不審な行動や悪意のある手法、技術、手順(TTP)を認識し、組織が事前に防御策や被害軽減策を講じることができるようになります。この事前対応のアプローチは業界初であり、Veeamは、このような先進的な評価技術を提供する、最初かつ唯一のデータプラットフォームベンダーです。本機能はVeeam Data PlatformのPremiumエディションを利用するお客様には追加費用なしで提供します。

Recon Scannerは、数千件ものランサムウェアのインシデントに対処してきたCoveware by Veeamの豊富な経験から得られた独自のプロアクティブな脅威評価テクノロジーを統合しています。自動スキャン、リアルタイムのアラート、データ分析などの機能を提供し、セキュリティチームが予防措置を講じ、組織全体のセキュリティ体制を改善できるようにします。

Veeam Data Platform v12.2は、Recon Scannerを搭載し、データの回復力、管理、セキュリティに対するVeeamの取り組みを強化します。このプラットフォームは、ハイブリッドなデータ環境全体にわたってデータを保護、復旧、安全に管理する機能を提供します。Veeamは、ゼロトラスト・データ・レジリエンスおよび米国土安全保障省のサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)のSecure By Design原則に準拠しています。セキュリティのベストプラクティスを継続的に採用することで、お客様が貴重なデータを保護しながら安心してビジネスを展開できるよう努めています。

提供開始時期

Veeam Recon Scannerアプリケーションは、2024年11月から提供開始予定です。

Veeam Data Platform with Recon Scannerの詳細については、https://www.veeam.com/をご覧ください。

コメント

Veeamの戦略担当シニアバイスプレジデントであるデイブ・ラッセル(Dave Russell)は、次のように述べています。

「サイバー攻撃から組織を守るには、組織的な戦略が必要です。防御は外部環境との境界から始まり、徹底的なデータバックアップと保護が必要です。しかし、悪意のある攻撃者が防御網をすり抜けるリスクは常に存在します。Recon Scannerは、攻撃前に敵の戦術、技術、手順を特定することで、さらなる安心感を提供します。Recon Scannerは、データを積極的に収集・分析することで、意図しないネットワーク接続、不審なユーザー行動、疑わしいファイルの動き、データ流出の兆候、さらには暗号解読や認証情報取得のためのブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)の可能性さえも特定します。潜伏期間(侵入から攻撃までの期間)が予測できないため、従来の脅威の検出や緩和は困難です。Veeam Data Platformに統合された事前対応型の脅威評価機能により、お客様は、潜在的な攻撃が組織に影響を与える前に特定し対処することができ、データレジリエンスの強化と重要な情報の保護を実現できます」

Veeam Softwareについて

Veeam®は、データレジリエンスにおける世界No.1マーケットリーダーとして、あらゆるビジネスで必要な時に必要な場所ですべてのデータの信頼性と管理を保ちながら、障害から復旧し事業継続を確保すること=ラディカルレジリエンス(根源的なレジリエンス)をミッションに掲げています。

Veeamのソリューションはデータのバックアップ、データリカバリ、データの自由、データセキュリティ、データインテリジェンスを提供し、組織のデータレジリエンスの強化を支援します。またクラウド、仮想、物理、SaaSおよびKubernetes環境を含むIT環境全体にわたって、アプリやデータを常に保護・利用可能にします。Veeamは、米国シアトルに本社を置き、30か国以上で事業所を展開しています。グローバル 2,000の74%を含む55万社以上のお客様の事業継続を支援しています。基盤となるレジリエンスはVeeamから始まります。

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