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Veeam、「Veeam Kasten for Kubernetes V7.0」を発表 サイバーレジリエンスとエンタープライズ向けのイノベーションを提供

Kubernetesネイティブのデータ保護を強化するほか、Red Hat OpenShiftとMicrosoft環境のVMとクラウドネイティブのサポート拡大と、業界初のFIPSコンプライアンスを含むセキュリティ機能の高度化でランサムウェア保護を強化します

2024年5月7日 – 米国ワシントン州シアトル発 抄訳 - -データ保護とランサムウェアリカバリソリューションの市場シェアNo.1企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は、Red Hat Summit 2024で、Kubernetes向けのデータ保護ソリューションの新バージョン「Veeam Kasten for Kubernetes V7.0」を発表しました。

今回の新バージョンでは、30以上の新機能と機能強化を追加しました。また、米国連邦情報処理規格(FIPS)を含む規格に準拠した強固なセキュリティ対策を実現します。

これにより、Microsoft Sentinelとの連携を含むランサムウェア保護が強化されるほか、Red Hat OpenShiftを含むエンタープライズ向けの大規模なKubernetesアプリケーションプラットフォームに対応した統合機会が広がります。

企業のコンテナ利用は増加の一途を辿っています。Veeamの調査によると、59%の企業が本番環境でコンテナを稼動させており、さらに37%の企業がコンテナを導入または導入を計画中と回答しています。

Veeam Kasten V7.0は、増加する企業のKubernetes導入ならびに、堅牢なコンテナセキュリティを求める市場ニーズに対応し、サイバーレジリエンスとエンタープライズに焦点を当てたイノベーションを提供します。これにより、お客様がアプリケーションとデータを効率的に保護し、セキュリティを確保することを支援します。

これらの機能は、特にRed Hat OpenShift Virtualizationを通じて、従来のオンプレミス仮想マシン(VM)からのアプリケーションの近代化と移行を支援するためには欠かせないものです。本バージョンでは、VeeamとRed HatおよびMicrosoftとの連携を強化し、機能をさらに拡大します。

「Kasten K10 V7.0」の主な新機能と機能強化

  • サイバーレジリエンスを強化
    • FIPS対応クラスタをサポートする初のKubernetesネイティブのデータ保護ソリューションです。Iron Bankと連携したVeeam Kastenの可用性とSecure Bill Of Materials(SBOM)の公開に加え、FIPS 140-3に準拠したサポートを提供することで、連邦政府および公共部門のIT環境に対する厳格なコンプライアンス要件を保証できるように。
    • Azure Blobの不変性、RestorePointの可視性、Azure Sentinelとの統合によるランサムウェア保護の拡張により、セキュリティ機能が強化。
    • Red Hat OpenShift環境におけるトークンの自動生成やOpenID Connectセキュリティの強化など、セキュアな認証を実現。
  • エンタープライズ向けのソリューションの強化
    • 仮想マシン(VM)とクラウドネイティブのバックアップが改善され、Kubernetes上のさまざまなワークロードに対して効率的な保護が可能に。
    • Red Hat OpenShift イメージストリーム、コンテナイメージ保護、スペース効率の高いCephFS スナップショット(Shallow読み取り専用ストレージボリューム)のサポートを強化し、エンタープライズグレードの Kubernetes 環境に対応。
    • ディザスタリカバリ(DR)パフォーマンスの強化、自動化されたVeeam Backup & Replication Instant Recovery移行によるリカバリ操作が高速化。
    • Azure Container Marketplaceを新たにサポートし、インストールオプションが拡張。

Veeam Kasten V7.0は、サイバーレジリエンスを主軸に、企業規模に応じた要件に対応することで、標準規格に準拠した厳格なセキュリティおよびランサムウェア脅威からの保護を保証します。さらに、主要なクラウドネイティブプラットフォームとの統合により、複雑な環境におけるソリューションの汎用性と使いやすさが強化されています。

コメント
Red Hatのハイブリッド・クラウド・プラットフォームのプロダクトマネジメント担当シニアディレクターであるスティーブ・ゴードン(Steve Gordon)氏は、次のように述べています。
「Red Hat OpenShift Virtualizationにより、ITチームは管理を簡素化し、既存のワークロードをRed Hat OpenShift環境全体でコンテナと並行してVM上で実行し続けることで、本番稼動までの時間を改善することができます。私たちは、Veeamとの長年の関係を発展させ、OpenShift上のVMのサポートをさらに強化することで、私たちのソリューションを利用するユーザーが、現在または将来の運用方法に関係なく、より簡単にデータ保護対策を大規模に実装できるようになることを嬉しく思います」

Kasten by Veeamの製品担当バイスプレジデントであるガウラヴ・リシ(Gaurav Rishi)は、次のように述べています。

「Veeamは、Kubernetesのデータ保護における業界スタンダードを築き続けており、世界中の組織で導入されています。Veeam Kastenは、Kubernetesネイティブ向けの安全なデータ保護とアプリケーション間の自由なモビリティを実現します。Veeam Kastenは、シンプルかつアプリケーション全体を迅速かつ確実にリカバリすることが可能なため、運用チームとアプリケーション担当チームは、サイバーレジリエンスを確保しながらクラウドネイティブアプリケーションをより効率的に保護し、拡張することができるようになります」

※その他コメントについては、原文をご覧ください。

Veeam Softwareについて

Veeam®は、データ保護とランサムウェアリカバリの世界No.1マーケットリーダーとして、すべての組織のデータ障害や損失の回復を行うだけでなく、ビジネスが前進できるよう支援することをミッションとしています。Veeamを使用することで、組織はハイブリッドクラウドのデータセキュリティ、データ復旧、データの自由を通じて、企業や組織の基盤となるレジリエンスを実現します。Veeam Data Platformは、クラウド、仮想、物理、SaaSおよびKubernetes環境向けの単一ソリューションで、アプリやデータを常に保護・利用可能にすることで、企業の事業継続を支援しています。Veeamは、米国シアトルに本社を置き、30か国以上で事業所を展開しています。グローバル 2,000の74%を含む45万社以上のお客様の事業継続を支援しています。基盤となるレジリエンスはVeeamから始まります。

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