2016年4月21日
24時間365日止まらないビジネス環境を実現するソフトウェアを提供するヴィーム・ソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区、以下Veeam)は、日本法人の代表(カントリー・ダイレクター)を任命すると共に営業など然るべきスタッフを配して本格的に日本市場へビジネス参入することを発表します。
日本法人のカントリー・ダイレクターに就任した大越大造は、ストレージ、バックアップおよびリカバリ・ソフトウェア市場において20年以上の経験を持ち、その卓越した経営、営業手腕により著名なエンタープライズ向けソリューションの日本法人立ち上げから事業拡大まで寄与した実績があります。
日本を含むアジア担当バイス・プレジデントであるジュリアン・クイン(Julian Quinn)は、次のように述べています。「日本市場を熟知した大越氏が加入したことで、弊社のビジネス環境は好転しアジア全体の成長を加速させてくれるでしょう。大越氏を歓迎すると共にアジアにおける弊社の足跡を拡大してくれることを楽しみにしています。」
Veeamの販売戦略は国内外問わずリセラーおよびパートナー経由で展開しており、長年に渡ってパートナー関係にある株式会社クライムに加えて、このたび新たにデジタルテクノロジー株式会社および株式会社ネットワールドの2社と戦略的パートナーシップを締結することで、国内におけるVeeam製品の訴求をさらに図っていきます。
本格参入は、日本が重要な市場であることはもちろん、アジア全域におけるVeeamの存在感を高める一環として展開しており、過去1年間にマレーシア、香港および中国本土への参入を果たしています。
日本の本格参入について、Veeamの社長兼CEOであるラトミア・ティマシェフ(Ratmir Timashev)は次のように述べています。「日本は技術革新のリーダーとして世界的に評価されています。生産性を高めるなど革新を継続するには、自社が開発したサービスや製品が24時間365日滞りなく稼働している環境(Always-On Enterprise)を確実に整える必要があります。つまり、このような高いアベイラビリティ(※1)を実現することができる製品を唯一提供しているのが弊社であり、日本の皆様に是非活用頂きたいと考えています。」
調査会社IDCによると、国内のデータ保護/リカバリ・ソフトウェア市場は2016年には368億円相当(※2)に到達すると見込まれています。けん引する要因として、高まる事業継続/災害復旧(DR)への要望を満たすインフラストラクチャの高度化を目的とした投資意欲が挙げられます。Veeam が実施した「Veeam Availability Report」調査によると、日本の企業が現在投資を行っている分野はサーバーの仮想化(70%)とストレージのアップグレード(70%)、そしてデータ保護/DR(63%)、OSのアップグレード(57%)と続いています。
日本法人のカントリー・ダイレクター大越大造は、次のように述べています。「あらゆる規模の組織が顧客、パートナー企業、さらには自社の社員からデータに関わる新たな要求に直面しています。年を追うごとにデータ量は急激に増加している中、ユーザーは24時間365日アプリケーションやデータへのアクセスができることを要求し、当然データ損失やダウンタイムを許すことはありません。つまりこれが、弊社が言及する『Always-On Enterprise』の時代ということです。」
「情報システムリーダーは、『Always-On Enterprise』のニーズを満たすインフラが提供できるように、既存の可用性モデルを再考し、新たな「アベイラビリティ」としてのモデルの導入を決断しなければならない時代が来たと認識する必要があります。クラウドサービスの採用が続く限りネットワークの迅速さ、信用性は注目を集め、勢いを増す一方で、従来型の可用性はビジネスリーダーにとって戦略上の懸念になります。」
「弊社は「アベイラビリティ」問題を解決するグローバル企業として最先端を行っていると自負しており、顧客企業に真のビジネス価値を提供することで全てのステークホルダーの明るい未来のため、私は全力で職務を全うします。」
以上
※1 Veeamが提唱する「アベイラビリティ」とは確実に短時間(15分以内)でデータを復旧させ、加えて安価で簡単に導入できるソリューションのことを指します。
※2 出典: IDC Worldwide Semiannual Software Tracker, 2015H1
Veeam Softwareについて
世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日稼働しなければならないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します
Veeamではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「高速リカバリ」、「データ損失の回避」、「検証済みの保護」、「データの活用」、「可視性の向上」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。
Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。
Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に39,000社のProPartnerと193,000社を超える顧客数を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界各地に支社を開設しています。
詳細については、http://www.veeam.com/jp をご参照してください。