Availability for Always-On Enterpriseを実現するソリューションの革新的プロバイダーであるVeeam Software(本社:スイス、バール。以下、Veeam)は本日、世界の顧客・パートナー向け年次カンファレンスVeeamON 2017において、エンタープライズ・ユーザーがマルチ・クラウドやハイブリッド・クラウド環境で'Always-On Cloud'によるアベイラビリティを実現できるよう支援するための革新的なソリューション群を発表しました。
Veeamは、世界中のエンタープライズ・ユーザーがVeeam Availability Suiteを使用して'Always on Cloud'のシームレスなデジタル・ライフ体験を実現することを支援します。まったく新しいタイプのソリューションであるVeeam Availability Suiteが提供する主な機能は以下の通りです。
Veeamの共同CEO兼社長、ピーター・マッケイ(Peter McKay)は次のように述べています。「エンドユーザーの時間への要求はますます厳しくなっています。家庭、職場、学校のどこにいてもシームレスなデジタル体験を望んでおり、何が不足しても許してはくれません。ですから企業はIT戦略とサービスモデルを再検討する必要があり、その際にはアベイラビリティを最重要事項に位置付けるべきです。企業がクラウドに移行するのに伴い、われわれはマルチクラウド環境やハイブリッドクラウド環境におけるサービス、アプリケーション、データのアベイラビリティを保証します。当社は過去10年間、プライベート、マネージド、パブリック、SaaSのクラウド向けに多くの業界初の機能と高度に差別化したソリューションを投入し、この分野で最大のイノベーターであり続けてきました。本日開催のVeeamONでその立場はさらに鮮明になるでしょう。」
本日、VeeamON 2017で、Veeamは最新のVeeam Availability Suite v10と新たに機能拡張されたVeeam 'Always-On Cloud' Availabilityプラットフォームを発表しました。
Veeam Availability Suite v10
Veeam Availability Suite v10は、'Always on Cloud' Availability Platformを拡張して以下を管理・保護できるようにすることで、事業継続性とアジリティを新たなレベルへと引き上げます。
Veeamは、v10の投入によって、マルチクラウド環境やハイブリッド・クラウド環境(プライベート、パブリック、マネージド、あるいはSaaS)のインフラストラクチャ上のワークロード(仮想、物理、またはクラウド)に対応し、エンタープライズ環境の利用者に対する完全なエンドツーエンドのアベイラビリティとマルチクラウド・データ管理プラットフォームを提供します。
Veeam Availability Suiteは、以下も強化しています。
Veeam Availability for AWS
Amazon Web Services(AWS)は、あらゆる規模の顧客が利用しています。ただし、AWSで実行されているアプリケーションとデータの保護と復旧は顧客自身で行う必要があります。ミッション・クリティカルなアプリケーションがAWSに導入されるにつれ、エンタープライズ・クラスのデータ保護とアベイラビリティ・ソリューションの必要性が高まっています。
Veeam Availability for AWS(VeeamとN2WSとの戦略的提携を通じて提供)は、AWSアプリケーションとデータを保護し復旧するよう設計された業界初のクラウド・ネイティブでエージェントレスのバックアップ/アベイラビリティ・ソリューションであり、企業が高い信頼性でマルチクラウドやハイブリッド・クラウド環境に移行し管理できるようにします。このソリューションは、企業のアプリケーションへのアクセスが失われるリスクを軽減し、AWS上のデータを偶発的な削除、悪意のある行為、機能停止から防ぎます。
Veeam Availability for AWSの特長
Veeam Availability for AWSは、AWSでのデータ保護に革命的な変化をもたらし、AWSにおけるナンバーワンのアベイラビリティソリューションとなるでしょう。Veeamが、VMwareのデータ保護に革新的な変化をもたらしたように。
Veeam Agent for Microsoft Windows
既に提供の予告が行われていたVeeam Agent for Microsoft Windowsは、本日VeeamON2017で一般公開されました。このソリューションは、Veeamの"Always-On Cloud" Availability Platformをパブリック・クラウドおよび物理サーバーまで広げます。これは、2015年4月以来100万回以上のダウンロードを記録したVeeam Endpoint Backupに基づくソリューションです。この新ソリューションは、Windowsベースの物理サーバー、ワークステーション、エンドポイントのほか、Microsoft AzureやAWSなどのパブリック・クラウドで実行されるWindowsワークロードのアベイラビリティを実現するための機能を備えています。
Veeam ‘Always-On Cloud’ Availability Platform の強化(新たなパートナー:IBM、 Lenovo、 INFINIDAT)
新たなUniversal Storage API frameworkによりIBM、Lenovo、INFINIDATが、HPE、Cisco、NetApp、Dell EMC、Nimble、Exagridといった戦略的パートナーが形作るエコシステムに加わります。これらを融合したソリューションによって、ユーザーは革新的で強力な、単純な足し算を上回る能力を活用して、'Always-On Cloud' Availabilityを劇的に向上させ、本番環境にマイナスの影響を与えることなくコストを削減します。
加えて、顧客はVeeamのオープンで拡張性の高いプラットフォームを活用し、新しいインテグレーションとVMware vRealize、DataGravity、Starwind Softwareなどの以下のようなパートナー・ソリューションを通じて、今日のビジネス上の課題を解決することができます。
「プラットフォームとエコシステム全体にわたるこれらの革新的技術により、Veeamは再び市場を開拓しつつあります。企業は長いあいだユーザーの要求に応えようと四苦八苦してきましたが、われわれは今や、Veeam Availability Suite v10によって、242,000社以上の顧客が豊かでシームレスなデジタルライフ体験をユーザーに提供可能な幅広い新機能を提供できるようになりました」と、マッケイは述べています。
パートナー、顧客からのコメント
「INFINIDATは、新たに発表されたUniversal Storage API frameworkを活用して、ペタバイト規模に達するエンタープライズ・クラスのデータ・ストレージ・ソリューションであるINFINIDAT のInfinibox portfolioとVeeam Availability Suiteとの間の直接的な統合を実現する最初のパートナーになることを喜ばしく思っています。 統合された製品は、エンタープライズ・データセンターやハイブリッド・クラウド環境全体で重要なアプリケーション・ワークロードを強化するために、前例のないレベルのアプリケーション・パフォーマンス、アベイラビリティと効率性をユーザーに提供します。」
詳細は、www.veeam.comをご参照ください。
Veeam Softwareについて
世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeamではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(Recovery Time and Point Objectives、目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。
Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に47,000社のProPartnerと242,000社を超える顧客を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界各地に支社を開設しています。
詳細は、https://www.veeam.com/ をご参照ください。