2016年6月30日
24時間365日止まらないビジネス環境(Availability for the Always-On Enterprise)を実現するソフトウェアを提供するVeeam Software(本社:スイス、以下Veeam)は本日、ここ最近までVMware社でアメリカ地域の上級副社長兼ゼネラル マネージャーを務めていたピーター・マッケイ(Peter C. McKay)を社長兼COO(最高業務執行責任者)に、また現在Veeamの執行副社長であるウィリアム・ラージェント(William H. Largent)をCEO(最高経営責任者)に昇進させる人事を発表しました。
Veeamの共同創設者兼ディレクターであるラトミア・ティマシェフ(Ratmir Timashev)とアンドレイ・ボロノフ(Andrei Baronov)は社に留まり、市場戦略や新製品開発に注力し今後も積極的に活動していきます。今回の任命は、これまでの経営体制にさらなる深みを与え、顧客に今後も24時間365日止まらないビジネス環境を提供し続けることでエンタープライズ市場分野を拡大し、2桁成長の継続を目指していきます。
Veeamの前CEOであるラトミア・ティマシェフは次のように述べています。「両名が任命されたことで、これまでの経営陣に新たな経験や才能、奥深さをもたらしてくれることでしょう。二人は、賞賛に値する実績を持った優れた指導者で、弊社の非常に高い成長軌道を継続してくれることを確信しています。ピーター・マッケイは私やアンドレイと共に取締役会にも加わります。弊社は市場に対して業界のリーダーであると自負していますが、弊社の可能性のほんの一部しかまだ発揮できていません。ピーターのような魅力ある才能を持つ人物が、さらにVeeamを成長してくれるでしょう。」
社長兼COOに就任するピーター・マッケイ氏は、新CEOのウィリアム・ラージェントの直属の部下として、営業、販促、マーケティング、財務および人事の責任を負います。Veeam以前は、VMwareのアメリカ地域において数多くの指導的役割を果たしています。同社には、アメリカ地域のエンド・ユーザー・コンピューティング部門の営業VPとして入社し、その後同地域のCOOに昇格し市場開拓に必要な全機能の調整、統合を最適化する責任を負い、その後、上級副社長、そして最終的には上級副社長兼ゼネラル・マネージャーを勤め上げました。VMware入社の経緯は、マッケイ氏が2010年から2013年まで社長兼CEOとして勤めていたDesktone 社が買収されたことを契機とします。これ以前は、成功を収めたベンチャー企業2社の社長兼CEOを勤めています。2001年から2008年まで在籍したセキュリティ・ソリューション・プロバイダーのWatchfire社(2007年にIBMが買収)、そして1998年から2001年まで在籍したeCredit (Internet Capital Groupが買収)の2社になります。さらにInsight Venture PartnersにてExecutive-in-Residenceも勤めていました。
マッケイ氏は次のように述べています。「デジタル・トランスフォーメーション、クラウド、ソーシャル・テクノロジー、そしてユーザーの重要なデータやアプリケーションに常にアクセスしたいという飽くなき欲求、これらは企業のビジネスのあり方を変えています。私たちは、主だったデジタル革命の先端に位置しており、企業はクラウドの力を利用してユーザーの24時間365日常にアクセスしたいという要求を、もはや補足として捉えるのではなく、今日では優先事項として捉えるべきです。このため私はVeeamに参加しました。Veeamはイノベーション促進、高い顧客満足の代名詞とも言える企業です。これほど興奮する企業は少ないでしょう。参加できたことを光栄に思い、更なる成長へと進むお手伝いをしていきます。」
CEOに就任するウィリアム・ラージェント氏は、ビジネス戦略および財務に関する責任を持ちます。同氏は、Veeamの成長が始まった2006年に入社しましたが、30年以上に渡って成長企業の経営、指導的立場の経験を有しています。Veeam入社以前は、ナスダック市場に上場しているApplied InnovationのCEOを勤めていました。また過去にVeeam経営陣が設立したAelita Softwareでは最高業務執行および財務責任者を務めていました。これ以前はPlug Power社のCFOを勤め、引受証券会社ゴールドマン・サックスと共にIPOを成し遂げ、1.5億ドル以上の資金を調達しています。
ラージェント氏は次のように述べています。「私は起業に自身の経験を費やしてきましたが、Veeamは特別です。2006年に創業して以来、私たちは常に最先端のイノベーションを図り、現状維持を打破してきました。最初の製品は無償かつ短期間で完成させて、全ての仮想化ベンダーが弊社を知ることになりました。この(既成概念を)破壊する考え方、イノベーションを持ち続けるという道筋をつけて、今後も企業が24時間365日データやアプリケーションにアクセスできる環境作りができるよう注力し、今日のデジタル・エコノミーの潜在力を活用していきます。」
詳細については、https://www.veeam.com/jp をご参照してください。
以上
Veeam Softwareについて
世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します
Veeamではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「高速リカバリ」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。
Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。
Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に39,000社のProPartnerと193,000社を超える顧客数を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界各地に支社を開設しています。
詳細については、https://www.veeam.com/jp をご参照してください。