Availability for the Always-On Enterpriseを実現するソリューションの革新的プロバイダーであるVeeamⓇSoftware(本社:スイス、バール。以下、Veeam)と、市場をリードする独立系オール・フラッシュ・ベンダーであり、クラウド時代に適したデータ・プラットフォームを提供するPure Storage (NYSE:PSTG)は本日、Veeam Cloud Data ManagementとPure Storage FlashArrayを新たに統合することを発表しました。これにより、両社の顧客は、高度なビジネス継続性、アジリティを実現できます。
Veeamの製品戦略担当バイス・プレジデント、ダニー・アラン(Danny Allan)は、次のように述べています。「ストレージ統合は、Veeam Cloud Data Managementの主要な機能です。Pure Storageとの提携を通じて、バックアップおよび復元が改善されただけでなく、アジリティの向上、製品・サービス開発の短縮、コストの削減、リスクの低減、運用管理の強化などの価値創出に本番データを活用でき、顧客に優位性を提供します。」
VeeamとPure Storageの統合は、今日のAlways-On Enterpriseの要件(復元のサービスレベルを向上し、止まらないビジネス)を満たすように設計されています。これは、以下により実現されています。
Pure Storageのスナップショットを使用して本番環境への影響を軽減したり、より頻繁にバックアップを作成することで、RPO(Recovery Point Objective)を大幅に改善することができます。また、顧客はスナップショット専用のジョブを作成して、より多くの復元ポイントを作成することもできます。
顧客は、個々のアイテムまたはVM全体を迅速かつ効率的にPure Storageのスナップショットから直接復元でき、RTO(Recovery Time Objective)を大幅に短縮できます。
顧客は、Pure Storageのスナップショットにより、オンデマンドの独立したテスト環境を作成できます。この環境で、デジタル・トランスフォーメーションを推進するためのシステムのテスト、開発、分析、およびセキュリティ確認に本番ワークロードのコピーを使用できます。
Veeam Ready リポジトリとして、非構造化データから構築される業界初のスケールアウト・ストレージ・システムであるPure Storage FlashBladeで、Veeamのすべてのソフトウェア機能を活用できます。両社が連携したこのソリューションでは、大規模なデータセットや基幹アプリケーションのデータ復元時間をこれまでの数日から数分へ短縮できます。
さらに、企業がデジタル資産を容易に拡張、保護できるコンバージド・インフラストラクチャ(CI)ソリューションであるPure Storage FlashStackをVeeamと併用することで、Veeam Cloud Data ManagementによるCIのアベイラビリティを最大化できます。
Pure Storageの最初のMSPパートナーであり、Veeam Cloud & Service Provider (VCSP)のプラチナ・パートナーでもあるInvolta, LLCのEVP兼GM、Mike Meloy氏は次のように述べています。「InvoltaはPure StorageとVeeam両社との強力な関係を構築しました。これはマネージド・サービス分野における当社の成功の鍵を握っています。われわれの使命は、ITに大きく依存している企業のITインテリジェンスとエンド・ツー・エンドのインフラストラクチャを簡素化することで、顧客に大きなビジネス成果を提供することです。VeeamとPure Storageは、既存のシステムの拡大を容易にし、パフォーマンスを向上させ、バックアップとレプリケーションにかかる時間を短縮します。このAPIレベルの統合により、当社のデータ保護設計が大幅に簡素化され、最終的に顧客はより迅速に本番環境を復旧することができ、ネットワーク帯域幅の使用量を削減することができます。時間とリソースを節約できるほど良いことはありません。」
VeeamとPure Storageのパートナーシップの主な利点は次のとおりです。
Pure Storageのフィールド&チャネル事業担当副社長のMichael Sotnick氏は次のように述べています。「Pure StorageとVeeamは複雑な環境を大幅に簡素化してきました。FlashArrayのVeeamスナップショット統合に加えて、FlashBlade for Rapid Recoveryを組み合わせることで、シンプルで将来が保証されている最新のエンド・ツー・エンドのプラットフォームを提供します。」
両社の統合では、新しいVeeam Universal Storage APIを活用しています。このAPIにより、Veeam Cloud Data Managementのストレージとの統合が迅速になり、顧客がITの投資利益率を改善します。
451 Researchの研究担当副社長Henry Baltazar氏は次のように述べています。「エンタープライズ・ストレージの予算と展望に関する調査で得られた意見では、インフラストラクチャ・プラットフォームにバックアップまたは災害復旧ツールを統合またはバンドルして欲しいと回答した回答者は51%でしたが、ハイブリッド・クラウドのデータ/ワークロードの統合を希望する回答者は29%でした。Pure StorageとVeeamの統合は、調査結果に即しており、今後企業がストレージ環境の運用効率を向上させようとする動きに貢献します。今回のパートナーシップでは、対照的な2つの企業の組み合わせが実現したと言えるでしょう。両社のパートナーはVeeamの効率的なデータ保護/管理機能と、高性能オール・フラッシュ・ストレージにおけるPure Storageの強みによって、顧客の要件をエンド・ツー・エンドの製品で満たすことができます。」
VeeamとPure Storageの統合は、Veeam Cloud Data Managementのストレージ・プラグインとして利用でき、https://www.veeam.com/data-center-availability-suite-vcp-download.htmlからダウンロードできます。
VeeamとPure Storageの統合の詳細については、 https://www.veeam.com/veeamlive/universal-storage-integration-api-pure.htmlでVeeamのライブ・セッションにご登録の上、ご参加ください。
2018年5月14日~16日に米国イリノイ州シカゴで開催されるインテリジェント・データ管理に関する大規模カンファレンス、 VeeamON 2018 の登録が始まりました。2017年には約10,000人の顧客、パートナー、インフルエンサーが、ニューオーリンズで開催されたVeeamON 2017と世界各地で開催されたVeeamON Forumのイベントに参加しました。
ピュア・ストレージについて
ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、お客様のビジネスの可能性を広げるお手伝いをしています。FlashArray、FlashBlade、FlashStack(Cisco社と共同提供しているコンバージドインフラストラクチャ)などのエンドツーエンドのデータプラットフォームは、モバイルデバイスを介してどこからでも管理が可能なクラウドベースの革新的ソフトウェアと、Evergreen(常に最新)のビジネスモデルに支えられています。ピュア・ストレージは、オールフラッシュの技術と、お客様の満足を追求したビジネスモデルにより、「手間いらず、優れた効率性、常に最新」のソリューションを提供し、ビジネスとITの変革を推進します。ピュア・ストレージは、Satmetrixによるネットプロモータースコア(NPS)で83.7点を獲得。企業の規模に関わらず、世界中の幅広い業界において高い顧客満足度を実現しています。
Veeam Softwareについて
世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeamでは、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えた新しいソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(Recovery Time and Point Objectives、目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。
Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に53,000社以上のProPartnerと282,000社を超える顧客を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界30か国以上に支社を開設しています。
詳細は、https://www.veeam.com/jp/またはhttps://twitter.com/veeam_japanをご参照ください。