2022年5月16日 スペイン バレンシア発 抄訳 - Kubernetes向けバックアップとディザスタリカバリのマーケットリーダーであるKasten by Veeamは、本日、Kubernetes環境向けのデータマネジメントプラットフォームの新バージョン「Kasten by Veeam K10 V5.0 」を発表しました。Kubernetes環境向けに特化したこの最新版リリースは、包括的なリスクマネジメント戦略、合理化されたCI/CDパイプライン、Kubernetesへの投資を最適化することで、リスクを軽減する新しいエコシステムをお客様に提供することが可能になります。これらのアップデートでは、拡大するKubernetesコミュニティがクラウドネイティブアプリケーションでより効率的かつ安全な環境での作業を実現することを目指しています。
Kasten by Veeam製品担当 兼 パートナーシップ担当バイスプレジデント、ガウラヴ・リシ(Gaurav Rishi)は次のように述べています。
「ランサムウェア攻撃が企業や組織にとって最大の懸念事項であり続ける中、リスクの特定、データの保護、サイバー攻撃の検出、クラウドネイティブアプリケーションの災害復旧(DR)を継続的に支える総合的なリスクマネジメント戦略が重要です」
「当社の最新リリースは、データおよびクラウドアプリケーションへの攻撃による財務的な影響を最小限に抑えることに重点を置いています。同時に、開発者が使用するCI/CDツールと統合するだけでなく、機能の導入時にアプリケーションの検出・保護を自動化するバックアップソリューションに対するニーズにも対応しています」
アジャイル開発、シフトレフト開発、分散展開環境に対応しながらKubernetesアプリケーションをバックアップすることは、依然として多くの企業や組織の課題とされています。アプライアンスベースのアプローチでは、Kubernetesが持つ特性を適切に引き出すことができず、レプリケーションでは、インフラの障害やデータ破損、データ損失、ランサムウェア攻撃からの保護を維持することは困難です。クラウドネイティブなソリューションを導入することで、ワークフローを中断したり、イノベーションを阻害するような複雑さをもたらすことなく、安全で信頼性の高いバックアップを確保することができます。
「Kasten K10 V5.0」の主な新機能
最高技術責任者(CTO) 兼 製品戦略担当シニアバイスプレジデント、ダニー・アラン(Danny Allan)は次のように述べています。
「クラウドネイティブなアプリケーションはかつてないスピードで開発が進んでいます。DevOpsとシフトレフトの仕組みから、Kubernetesでのアプリケーション展開はより速く、はるかにスケーラブルであることが証明されてきています。しかし同時に、Kubernetesアプリケーションのバックアップは常に課題として残っています」
「この最新リリースは、Kubernetesのデータとアプリケーションの安全なバックアップとリカバリを提供し、企業におけるKubernetesの導入と、運用における複雑さを解消します。より多くのVeeamのお客様がKubernetesの活用を検討する中、Kasten K10 V5.0の使いやすさは、新しい環境でのデータ保護とバックアップをサポートする上で非常に重要なものとなるでしょう」
※その他コメントについては、原文をご覧ください。
※詳細はKasten公式ホームページ(英語)かトライアルページ(英語)をご参照ください。
Kasten by Veeamについて
Kasten by Veeamは、Kubernetesのバックアップとディザスタリカバリのリーダー企業です。ソリューションは、企業がKubernetes上で自信を持ってアプリケーションを実行するために、Day2データマネジメントの課題解決をサポートでします。Kubernetes環境向けに構築されたデータマネジメントプラットフォームであるKasten K10は、企業の運用チームに、バックアップ/リストア、ディザスタリカバリ、アプリケーションモビリティのための使いやすく、拡張性のある、安全なシステムを、最高水準を誇る運用の簡便さを提供します。Kastenは、Veeam内の独立したKubernetesビジネスユニットです。詳細については、https://www.kasten.io/もしくは、Twitterで@kastenhqをフォローしてください。