Veeam Backup & Replicationは業界をリードするVeeamのパワフルなバックアップ・復元エンジンで、クラウド、仮想、物理のあらゆるワークロードに、信頼性と柔軟性の高いシンプルな保護を提供します。バックアップやリストア、レプリケーション、継続的データ保護など高度な機能が多数搭載されており、1つのソリューションで、オンプレミスやクラウドからその間までにわたる環境全体のバックアップに対応します。
Veeam Backup & Replicationをベースとして構築された付加価値バンドルもいくつかあり、その一部を以下にご紹介します。
Veeam Availability Suite:実績あるVeeam Backup & Replicationのパワフルなバックアップ機能に、Veeam ONEの高度な監視、レポート作成、キャパシティプランニング機能を追加することで、さらに高いエンタープライズ価値を実現します。
Veeam Backup Essentials:中小企業向けに設計されており、Veeam Availability Suiteと同じ機能を提供しますが、パッケージと価格は中小企業により適した設定となっています。
Veeam Cloud & Service Provider (VCSP) レンタルプログラム:サービスプロバイダー向けに設計されており、構成を自由にお選びいただける製品によって拡張規模に応じた従量課金制の価格設定を提供することで、Veeam製品を使用したBaaSやDRaaSの構築をサポートします。
Veeam Backup & Replicationは機能を拡大し続けており、以前は他製品のみに含まれていた機能を現在多数提供しています。 Veeam Backup & Replicationで保護されるワークロードは次のとおりです。
上記の機能は、過去に単独でライセンス供与されていた場合があります。 現在は、下記の機能全てがVeeam Backup & Replicationに含まれており、Veeamユニバーサルライセンス(VUL)で、追加コストなしでご利用いただけます。
詳細については、機能比較表をご参照ください。
はい。Veeam Backup & Replicationでは、以下の両方のアプライアンスについて、一元的な導入や接続が可能です。
はい。Veeam Backup & Replicationでは、VULライセンスでAHVのバックアップをサポートしており、VMごとに1ライセンスを使用します。AHVプロキシは個別にダウンロードされ、一元的に展開できる専用のプロキシアプライアンスで、Nutanix APIとの統合を強化するように設計されています。Acropolisの変更ブロック追跡(CBT)を利用し、柔軟できめ細かな復元とNutanixゲストツールとのネイティブ統合を通じて、エージェントレスでアプリケーション整合性を維持したバックアップを実現します。
Veeamクラウド・データ・マネジメント・プラットフォームの主要コンポーネントであるVeeam Agent for Microsoft Windows、Veeam Agent for Linux、Veeam Agent for Macは、サーバーやワークステーション、デスクトップ、ノートPCなどの多様な環境で実行される物理およびクラウドベースのワークロードに包括的なバックアップと復元を提供することを目的に設計された軽量のバックアップエージェントです。管理は、1つのコンソールで行います。
全てのバージョンのVeeam Agent for Microsoft Windows、for Linux、for Macは、VULで販売およびライセンス供与されます。また、いずれのVULライセンスパッケージでもアクセスできます。
はい。Veeam Agent for Microsoft Windows、Veeam Agent for Linuxの無償版では、ライセンス供与されたVeeam Backup & ReplicationサーバーでサポートされるVeeamリポジトリへのバックアップが可能です。ただし、Veeam Agentの無償版と有償版を同時に使用してVeeamリポジトリにバックアップすることはできません。全て無償のエージェントを使用するのか、全て有償のエージェントを使用するのか、いずれかを選択する必要があります。
Veeam Agent for Microsoft Windowsの全てのバージョンはサーバーモードで導入できます。その場合、サーバー特有の機能(アプリケーション認識処理、ファイルのインデックス作成と検索、サーバーに適したスケジュールおよび保持期間の設定など)が有効になるので、多くのエンタープライズアプリケーションのサーバーバックアップに最適です。
Veeam Agentの導入モードの詳細については、下記をご参照ください。
Veeam Agent for IBM AIXは、IBM LPARでのファイルシステムのバックアップと復元を可能にすることで、IBM AIXデータのアベイラビリティを確保することを目的としたバックアップエージェントです。Veeam Agent for Oracle Solarisは、物理サーバーおよびOracle Solarisゾーンで稼働するサーバーでのファイルシステムのバックアップと復元を可能にすることで、Oracle Solarisデータのアベイラビリティを確保することを目的としたバックアップエージェントです。
Veeam Agent for IBM AIXとVeeam Agent for Oracle Solarisは、いずれもVeeam Backup & Replicationまたは関連バンドルのVULライセンスに含まれており、どちらも別途ダウンロードが必要です。Veeam Agent for IBM AIXおよびVeeam Agent for Oracle Solaris専用の個別のライセンスSKUは廃止されました。
Veeamは、クラウドサービスプロバイダーやマネージドサービスプロバイダーからなる広範なエコシステムと提携し、180ヶ国以上のお客様にサービスを共同で提供しています。これには以下が含まれます。
各地域のBaaSプロバイダやDRaaSプロバイダを探すには、Veeam製品を使用したサービスディレクトリにアクセスしてください。
Veeam Backup & Replicationをはじめとする関連製品は、クラウドサービスプロバイダーやマネージドサービスプロバイダーが使用することも可能で、顧客のデータセンター向けBaaSおよびDRaaS、エンドポイント向けBaaS、AWSやAzure、Office 365などのクラウドベースのワークロード向けBaaSなど、さまざまなサービスを顧客に提供するのに利用できます。
Veeam Backup & Replication上でこれらのサービスを効果的に提供するために、プロバイダの皆様にはVeeam Service Provider ConsoleやVeeam Cloud Connectの各種機能や、サービスを管理、保護を通じてエンドカスタマーに幅広いソリューションのポートフォリオの機能を活用いただくことをお勧めします。
はい。クラウドサービスプロバイダーおよびマネージドサービスプロバイダー専用のソリューションであるVeeam Service Provider Consoleが、Veeam Backup & Replication、Veeam Agent、Veeam Cloud Connectと連携してリモート監視および管理機能を提供します。
Veeam Backup & Replicationのライセンスは次の3つの方法で付与されます。
VULは、5~10ライセンスのバンドルで販売している、全ての機能を備えたポータブルライセンスです。このライセンスは、多数の製品やワークロード間で相互にご利用いただけます。1~5年のライセンス期間があり、ライセンスバンドルを前払いで購入するか、1年単位で支払うかをお選びいただけます。ポータブルVULライセンスの詳細は、こちらをご参照ください。
購入される場合は、ご希望のリセラーまたは最寄りのVeeamリセラーにご連絡いただくか、Veeam営業部門にお問い合わせください。
VULに移行する、またはアップグレードするには、営業担当にお問い合わせください。
バージョン11では必要ありませんが、お客様によってはライセンスファイルの更新が必要な場合があります。最新のライセンスファイルをダウンロードするには、Veeamライセンスポータルにアクセスしてください。
注:VCSPレンタルユーザーの場合は手順が異なります。手順については、ProPartnerポータルのVCSPローンチ・リソース・センターをご確認ください。
VULライセンスの場合、サブスクリプション契約が有効な限り、24時間365日のサポートと保守は常に含まれています。
ソケット単位のライセンスの場合、サポート契約を更新するには、更新のお見積り請求フォームに必要事項をご入力ください。保守およびサポートが失効した場合、技術的な問題についてVeeamサポートを利用できなくなります。また、パッチや機能更新、最新バージョンのリリースなど、ソフトウェアのアップデートも利用できなくなります。
バージョン11では必要ありませんが、お客様によってはライセンスファイルの更新が必要な場合があります。最新のライセンスファイルをダウンロードするには、Veeamライセンスポータルにアクセスしてください。
注:VCSPレンタルユーザーの場合は手順が異なります。手順については、ProPartnerポータルのVCSPローンチ・リソース・センターをご確認ください。
この無償のVULライセンスは、全てのソケットライセンスのお客様を対象に、CPUソケットごとに1つずつ、最大6つ提供されます。このライセンスは、物理ワークロードやクラウドワークロードの保護として、以下でご利用いただけます。
注:VMware vSphereまたはMicrosoft Hyper-VのVMは全て、ソケットライセンスを使用して保護する必要があります。
VULライセンスが最も優れた機能性と柔軟性を持っていることは常に変わりませんが、VULライセンスとソケットライセンスの両方を一元的に管理することは可能です。Veeam Backup & ReplicationおよびVeeam Availability SuiteのソケットライセンスはVULライセンスに統合できます。また、Veeam Backup EssentialsのソケットライセンスはVeeam Backup & ReplicationやVeeam Availability SuiteのVULライセンスとの統合はできますが、Veeam Backup EssentialsのVULライセンスとの統合はできません。
注:ご利用環境でソケットライセンスを保有している場合、その環境内の全てのvSphere VMまたはHyper-V VMをソケットライセンスで保護する必要があります。VM以外のワークロードタイプであればどれでもVULライセンスを使用できます。VULに移行する場合、制限はありません。
重要事項:ソケットライセンスとVULライセンスを統合する場合、統合された環境のエディションと機能はソケットライセンスによって決まることにご注意ください。たとえば、Veeam Availability Suite ENTのソケットライセンスとVeeam Availability Suite VUL(ENT+)のソケットライセンスが統合された環境は、ENT機能セットになります。ENT+機能を利用できるようにするには、a)ソケットライセンスをVULライセンスに移行するか、b)ソケットライセンスを希望するエディション(ENT+)にアップグレードする必要があります。
バージョン10では、お客様に新しいVULをインストールしていただく必要がありましたが、バージョン11では必要な条件はありません。
VULを取得して既存の環境に導入する手順については、ProPartnerポータルのVCSPローンチ・リソース・センターをご参照ください。
詳細については、こちらの技術マニュアルをご参照ください。