NEW Veeam Backup for Microsoft Office 365 v5 のMicrosoft Teamsのバックアップと復元機能のご紹介

Veeamは長年にわたり、No.1 のOffice 365バックアッププロバイダーとしての地位を確立してきました。この地位をさらに強固にするものとして、このたび、Veeam Backup for Microsoft Office 365のバージョン5に、Microsoft Teams専用のバックアップと復元の機能を追加いたしました。バージョン5にはVeeam Explorer for Microsoft Teamsも含まれており、Teamsコンポーネントのきめ細かな検索が可能です。復元機能はTeams専用に作られたもので、高速かつ簡単に実行できます。また、アーキテクチャの強化も行い、大きな拡張も可能な優れたスケーラビリティで大規模なエンタープライズに対応します。RESTful APIも新たにいくつか追加し、管理作業の自動化を支援します。

Microsoft Teamsのバックアップサポート

Microsoft Teamsは、圧倒的市場シェアを誇るリアルタイムのコラボレーションおよびコミュニケーションツールです。半年で50%以上成長し、デイリーアクティブユーザー数は1億1500万人に達しています。1リモートワークが当たり前になった今、連絡のやりとりが、Teamsによってこれまで以上に簡単になりました。Teamsデータには独自の基本的な保持ポリシーがあります。しかし、意図せぬ削除や、データの消失につながるセキュリティの脅威に対して、Microsoftが100%保護してくれるわけではありません。また、コンプライアンスや規制準拠を目的とした長期の保持にも対応していません。

従来のMicrosoft Teamsのバックアップ方法は、SharePoint Online、Exchange、OneDriveにある、Microsoft Teamsの基礎となるデータポイントをバックアップするものでした。Veeam Backup for Microsoft Office 365 v5では、Microsoftの新しいAPIを活用して、Microsoft Teamsの基礎となるメタデータを読み取ります。このメタデータにより、どのチャネルにどのデータポイントが関連付けられているかを把握でき、Microsoft Teamsのシームレスで効率的なバックアップと自動復元が可能となります。

Veeam Explorer for Microsoft Teamsでは、データやコンポーネントをはじめ、Teamsのチャネル、設定、権限、アプリケーション、タブのリストアが可能です。17のフィールドパラメータによるファイルや投稿の検索などが可能な高度な検索機能で、eDiscoveryも手軽に行えます。また、柔軟性にも優れており、わずか数回のクリックで、組織のチャネル全体から1つのファイルやメッセージまでリストアすることができます。

パフォーマンスの向上

バックアップソフトウェアにとってパフォーマンスは常に大きなトピックであり、Veeam Backup for Microsoft Office 365も例外ではありません。バージョン5には大きな変更がいくつか加わり、より迅速な処理が可能となります。また、スケーラビリティも強化されました。このバージョンでは、各サイトからSharePointオブジェクトの処理が並行して行われ、大規模サイトの処理が大幅に高速化されます。

このリリースに関連する機能強化の多くは、プロキシを介して行われています。単一のインストールで従来の5倍のプロキシを扱えるようになり、一元化されたコンソールから大規模な環境をバックアップできるようになりました。以前のバージョンでは、バックアップサーバーと同じドメインまたは信頼できるドメインにプロキシをデプロイする必要がありましたが、このバージョンでは、ワークグループへのプロキシのデプロイがサポートされ、環境をより柔軟にスケールアウトできるようになりました。最後に、パフォーマンス向上につながるよう、ローカルのデータベースとオブジェクト・ストレージ・リポジトリ間のOffice 365データの移動速度が2倍に高速化されました。

RESTful APIについて

RESTful APIは、ワークフローの自動化と簡素化を実現するうえで、あらゆるソフトウェアに欠かせないものです。Microsoft Teamsのエクスプローラーの追加に伴い、Veeamでは、リストアの統合と自動化を可能にするRESTful APIの包括的なスイートも開発いたしました。プロバイダは、月次利用レポートを使用して各組織の請求情報を詳細に得ることができますが、このレポートが、RESTful APIを使用してJSON形式で取得できるようになりました。そのほか、Veeam Backup for Microsoft 365 v5 RESTful APIには、ユーザーライセンスの更新、無効化、追加の機能も含まれています。

まとめ

Veeam Backup for Microsoft Office 365 v5では、チーム全体や特定のチャネル、設定といった、Microsoft Teamsデータに特化したバックアップと復元機能が追加されました。Microsoft Teamsデータの保護のお力になれることを、非常に嬉しく思います。

バージョン5のダウンロードやアップグレードは、こちらからすぐに行えます。

Microsoft Teamsのバックアップについての詳細は、こちらの無償の『Microsoft Teams Backup』ebook(英語版)をご覧ください。

出典:

1 Microsoft Teams usage jumps 50 percent to 115 million daily active users”(Microsoft Teamsの利用率が50%上昇、デイリーアクティブユーザー数が1億1500万人に)、The Verge

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