Veeam Backup & Replication v11: ジャーニーを加速する

ついにここまで来ました。デジタル変革のジャーニーの加速化を支援する機能の数々が搭載されたVeeam Backup & Replication v11の登場です。Veeam社員一同、このかつてない規模のリリースにこれ以上ないほど興奮しています。Veeam史上、最大のリリースと言って間違いないでしょう。Veeamの主力製品、Veeam Backup & Replicationに加え、今回のリリースには、Veeam ONE v11Veeam Backup for Microsoft Azure v2Veeam Service Provider Console v5、そして新たにリブランドを実施したVeeam Disaster Recovery Orchestrator v4など、様々なアップデートが含まれています。Veeamではリリースに合わせて、役立つ情報をお届けするブログシリーズを展開しており、今後、数日間・数週間にわたって順次投稿していく予定です。また、今回の大規模なリリースの新機能をはじめ、必要な情報を全て見つけられるよう、Webサイト全体で、ユースケースに合わせてデモやビデオを作り直し、各種資料も戦略的に刷新しました。

まずは、Veeam Backup & Replication v11で最も注目すべき5つの機能をご紹介します。

1. 継続的データ保護

Veeamは、VMware環境の目標復旧時点(RPO)を完全に民主化することによって、市場に混乱をもたらします。Veeamの継続的データ保護機能(CDP)は、超低RPOで重要なワークロードに優れた回復性を実現。データ消失を最小限に抑え、最新の状態(ポイントインタイム)に復元します。導入が簡単で、柔軟性も高く、既に多くの組織でご利用いただいている製品に含まれているため価格も手頃なこの機能は、お客様やパートナーの皆様に重宝していただけることでしょう。CDPは、Veeam Backup & Replicationに含まれているだけではなく、Veeam ONEとVeeam Disaster Recovery Orchestratorにも統合されています。

2. 信頼性の高いランサムウェア対策

データを脅かすものはたくさんあります。我々は、ここ1年でランサムウェア攻撃やサイバー脅威、マルウェアのイベントが大きく増加するのを目の当たりにしましたが、この状況は今後も続くと予想されます。Veeamでは、3-2-1ルールの一環として、バックアップデータのコピーを少なくとも1つは、書き換え不能で物理的に隔離された、またはオフラインのコピー上に保有しておくことを長年推奨しており、これまでに、ランサムウェアから保護する機能をいくつかリリースしてきました。V11の最新のランサムウェア対策機能は、新たな方法で皆様のデータを安全に守ります。この機能では、強化Linuxリポジトリを利用して、オンプレミスでもクラウドでも、あらゆる場所にある任意のLinuxシステムに、書き換え不能のコピーを保存することができます。こうすることで、悪意のある暗号化や削除を防ぎ、バックアップを守ります。セキュリティ対策の新たな武器としてご利用いただけます。

3. クラウドにアーカイブ

V11では、長期保持のコストを20分の1以下に削減でき、テープインフラストラクチャも最新のソリューションに置き換えられます。VeeamのScale-out Backup Repositoryのインテリジェントなストレージ層として、パフォーマンス層キャパシティ層に加えてアーカイブ層も追加。ポリシーベースの管理に、AWS S3 GlacierやAzure Blobアーカイブ層コールドストレージが利用できるようになりました。これで、データのライフサイクル管理を自動化できます。

4. インスタントリカバリ

V11では、Veeamを代表する機能の1つ、インスタントリカバリの拡張を行いました。本番対応のインスタントリカバリ機能で、SQLやOracle、NASファイル共有について、極めて低い目標復旧時間(RTO)を達成できるようになります。しかも、操作も驚くほど簡単です。また、今回の最新リリースより、あらゆるバックアップをHyper-V VMとして瞬時にリストアできる機能も搭載されており、リストアの柔軟性が驚くほど向上します。

5. VeeamによるBaaS & DRaaS

Veeamは長年、弊社製品をサービスとして利用できる手段を、様々な形で提供してきました。オフサイトバックアップ、ディザスタリカバリサービス(DRaaS)、オンプレミスのバックアップサービス(BaaS)、Veeamで保護されるインフラストラクチャサービス、その他のサービスなど、市場のニーズに合致するサービスをご用意しています。V11では、Veeam Service Provider Console v5のリリースと共に、BaaSおよびDRaaSを組み込み、皆様に最高クラスのメリットを提供いたします。

150以上の新機能と機能拡張

上記5つの機能については、様々な場面で取り上げられる機会がありますが、V11に追加された機能はこれだけではありません。150以上の新機能や機能拡張の他に、V11には次の製品の重大なアップデートも含まれています。

Veeamではどんなリリースもそうですが、メジャーリリースには大きな機能だけでなく、小さな機能も多数追加されています。しかし、小さいからといって、決して大したことのない機能というわけではありません。AWSおよびAzureのクラウドネイティブな統合、NASおよび非構造化データ保護の強化、高優先度のジョブ、キャパシティ層でのGoogle Cloudオブジェクトストレージのサポート、Windowsエージェントのストレージ・スナップショット・サポートといった、素晴らしい機能も新たに搭載されています。使用されているテクノロジーの量は膨大ですが、何よりも素晴らしいのは、「クラウド・データ・マネジメントを支えるバックアップソリューションの、最も信頼されるベンダーであるために」というVeeamのミッションに100%合わせて開発されている、という点です。

ユーザーやパートナーにとってVeeam V11とは?

手短に言うと、一言では言い表せません。シンプルで柔軟性に優れていて、信頼性も高い。Veeamのお客様としては、バックアップ、復元、ストレージスナップショットのオーケストレーション、そしてCDPに最適なソリューションを1つの製品で実現する、4 in 1のソリューションを利用できるようになります。ポータブルなVeeamユニバーサルライセンス(VUL)を使用するので、これらの機能を環境全体で使用するのも簡単です。Veeamのパートナー様としては、Veeam製品を使用したソリューションを提供する、市場で実証されているプロバイダーの機能をより多く使うことができるので、お客様のニーズに対応することができます。

ご紹介したV11の新機能は使い勝手も良く、Veeamの包括的な製品スイート1つで多数の機能を使用できるシンプルな作りとなっているため、どなたでも簡単にご利用いただけます。この広範な機能セットの導入方法は汎用性が驚くほど高く、あらゆる規模の組織に対応します。

上記の一部または全てを、Veeamなら効果的に保護・管理することができます。ワークロードやハイパーバイザー、オペレーションシステムの種類を問わず、クラウドでも仮想でも物理でも、Veeamは対応可能です。

答えはVeeam V11

今回ご紹介した主要な機能は、V11が市場にもたらすものの表面的な部分に過ぎません。非常に強力なセキュリティやランサムウェア対策をお探しの場合も、何よりも優れた柔軟性と性能を持つ災害復旧機能をお探しの場合も、シンプルに投資対効果バツグンのソリューションをお探しの場合も、V11がその答えです。v11の多彩な利点の詳細については是非評価版をダウンロードして、その素晴らしい機能の数々を実際にご確認ください。現在Veeamをご利用のお客様は、AWSまたはAzure向けのクラウドネイティブな機能を、25ワークロードまで無料でお試しいただけますFortune 500とGlobal 2000の83%の企業をはじめとした40万社以上のお客様が、Veeamの利点をビジネスに利用している理由がお分かりいただけると思います。

データ消失と

ランサムウェアのリスクを排除して

コストを20分の1に節約する

Veeam V11

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