2024年はデータ回復力の年になりました。AIが主流になり、サイバーセキュリティの脅威は量と巧妙さを増し、組織がプラットフォームをハイパーバイザーからクラウド、Kubernetesなどに移行することで、デジタル変革の波が高まっています。データがすべてのトランザクション、意思決定、サービスに力を与える世界では、市場はより柔軟でパワフルなソリューションを求め始めています。保護が必要なワークロードのサイズは増大し、種類や場所も変わる傾向があります。そのため、組織はこれまで以上にソリューションをサービスとして利用することを模索しています。今日では、ハイブリッドクラウドとマルチクラウドを導入して物理、仮想、Kubernetes、IaaS、PaaS、SaaSの各データをすべて一度に保護することが標準となっています。
市場が進化するにつれて、Veeamではバックアップと復元の機能を、エンドツーエンドのランサムウェア保護や、新しいアプリケーションおよびプラットフォームへのデータの簡単な移動機能にまで拡大してきました。Veeamの使命は、データ回復力を強化し、あらゆるビジネスが止まることのないようにすることです。Veeamが重要視しているものは、データ、つまりお客様のデータです。しかし、企業がデータ回復力を追求することは何を意味するのでしょうか。
Veeamでは、これを次の5本の柱からなるものと捉えています。
- データのバックアップ:Veeamは、バックアップ、レプリケーション、ストレージインテグレーション、継続的データ保護(CDP)の4つのデータキャプチャ機能が搭載された、最も包括的なバックアップ機能を備えています。
- データの復元:Veeamは、業界をリードする目標復旧時点と目標復旧時間(RPOとRTO)による最速の復元、即時復元によるダウンタイムの短縮、高度なディザスタリカバリ(DR)計画とオーケストレーションを実現します。
- データの自由:Veeamの特許取得済みのデータ形式は、他のベンダーでは提供できない完全なデータモビリティとポータビリティを提供します。
- データのセキュリティ:AIを活用したVeeamの脅威検出は業界のベンチマークとなっており、Veeamは最も包括的な脅威検知テクノロジーを統合しています。
- データのインテリジェンス:自動診断と修復分析、Veeam AI Assistant、およびデータマイニング、開発/テストなどのためのバックアップデータの再利用を活用します。
ベンダーに依存しない当社の調査によると、ランサムウェア攻撃の96%がバックアップを標的としており、そのうち76%が侵入に成功しています。そこで、Veeamではインシデント対応のためにCovewareを買収することで、拡大し続けるセキュリティエコシステムとの統合を拡大し、バックアップの侵害を完全に阻止することを目指したエンドツーエンドのサービスである、Veeam Cyber Secureプログラムを導入しました。
Veeamのイノベーションのペースは衰えていません。過去12か月間で、2つの主要な新しいサービスを含む、30を超える製品のアップデートをリリースしました。新しいサービスには、ファーストパーティのサービスとしての保護を提供するVeeam Data Cloudと、サイバーインシデントに対応するCoveware by Veeamが含まれています。Veeamでは55万社以上のお客様に、完全な保護に必要なものをお届けしています。
有力な業界アナリスト企業から評価されたという事実は、継続的にご愛顧いただいているお客様が、事業の継続的な運営のために弊社に信頼を寄せてくださっている証拠であると考えています。Veeamは、2024年のエンタープライズバックアップおよびリカバリソフトウェアソリューションに関するGartner®マジック・クアドラント™1において8年連続でリーダーに選出され、実行能力部門において5年連続で最高評価を獲得しました。
また、このような功績を達成するために長年にわたり支えてくださっている弊社のパートナー、お客様、そしてVeeamの全従業員にも感謝の意を表したいと思います。最高のデータ回復力を提供するという取り組みは、Veeamが受ける継続的な支援によって促進されています。Veeamは、お客様の取り組みを支援することに全力で取り組んでおり、データ回復力基盤の向上を推進し続けることで、増加し続ける脅威やデータにかかわらず、あらゆる事業が継続的な運営を維持できるよう、支援していきます。VeeamON 2024に現地またはオンラインで参加された方々には、まもなく明らかになるエキサイティングな発表と製品デモンストレーションをご覧いただきました。とっておきのものがこれから登場します!
2024年ガートナー®マジック・クアドラント™レポートの詳細については、無料のレポートをダウンロードしてください。
1Gartner、エンタープライズバックアップおよびリカバリソフトウェアソリューションに関するマジック・クアドラント、Michael Hoeck、Jason Donham、Chandra Mukhyala、Rene Rodriguez、2024 年 8 月 6 日
レポート名は2016年の『データセンターバックアップおよびリカバリソフトウェアに関するマジック・クアドラント』から、2017年には『データセンターバックアップおよびリカバリソリューションに関するマジック・クアドラント』に、2021年には『エンタープライズバックアップおよびリカバリソフトウェアソリューションに関するマジック・クアドラント』に変更されています。
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