Veeam Backup for Salesforce v2のご紹介

Veeam Backup for Salesforceは、Veeam史上最速で成長を遂げている製品です。使いやすさもさることながら、データバックアップの背景にあるお客様の思考プロセスの理解が進んでいることも、その成長の要因となっています。データの消失はもはや「もし」起こったらではなく、「いつ」起こるかという問題になりました。

そこで今回は、Veeam Backup for Salesforce v2の主な最新機能と機能拡張についてご紹介します。

Salesforceのセキュリティとコンプライアンス

コンソールユーザーに対してシングルサインオン(SSO)認証を使用することで、権限を持つユーザーの数を抑えます。これにより、ユーザーはコンソールに簡単にアクセスできるほか、ユーザーの操作範囲に適したロールを製品管理者側で付与することができます。また、管理者はシングルサインオンの範囲を、特定のSalesforceドメインに制限することもできます。マルチファクター認証(MFA)オプションを有効にした組織では、MFAもサポートされます。コンプライアンスの一層のニーズに応えるために、保持期間の設定が可能な監査ポリシーも有効にしました。これにより、オペレーターのログインと操作を全て記録することができます。

サンドボックスシーディング

サンドボックスシーディングは、最も多くのご要望をいただいた追加機能です。トラブルシュートや開発の目的でデータをサンドボックスにロードしたり、本番データをサンドボックスに複製したりすることができます。新しいリストアウィザードを使用すれば、ソースとターゲットのSalesforce組織を指定できます。わずか数クリックで新しいサンドボックスにデータをシード処理できるオプションもあります。素晴らしいですよね。

Salesforce Government Cloud

コンプライアンスの維持は、米国連邦、州、地方自治体の顧客、さらには米国政府の請負業者に義務付けられています。Salesforce Government Cloudは、このような機関向けのSalesforceインスタンスです。Veeam Backup for Salesforce v2はSalesforce Government Cloudとの相互運用性があるため、Veeam Backup for Salesforceをセキュリティとコンプライアンスが確保された環境にデプロイできるほか、バックアップポリシーで新しいカスタムドメイン設定を使用することもできます。

Salesforceビジネスアプリ

V2は、Salesforce Field Service、Person Account、CPQ、Education Cloud Architecture(EDA)などのネイティブアプリケーションやロック解除済みパッケージのデータとメタデータ、さらにはSalesforceプラットフォーム上の管理パッケージによるユーザー生成データとカスタムメタデータを保護できるようになりました。

バックアップ

バックアップエンジンの改善によってバックアップパフォーマンスが大幅に向上しました。その結果、APIの消費量も全体的に削減されます。こうした改善により、あらゆる組織、特に膨大な量のレコードを持つ組織にとって、Veeamのバックアップ能力が格段に向上します。ファイルのバックアップとリストアも拡張され、FeedAttachment、ContentNote、ServiceReportなどのコンテンツタイプにも対応するようになりました。また、バックアップスケジュールにはタイムゾーンも含まれるようになりました。

リストア

リストア実行中の重複エラーを回避するために、オブジェクトに対して代替キーを設定できるようになりました。大容量ファイルのリストアは最大2GBまでのファイルに対応しました。フィルタ対象として候補リストの複数の値を指定する必要がある場合や特定のSalesforce IDがある場合に対応するよう、リストアウィザードのデータフィルタ検証機能も改善されました。

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関連資料

Salesforceのバックアップと復元について詳しくは、最新資料をご覧ください。

 

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