私が参加するお客様のミーティングでは毎回、「クラウド」という言葉がすぐに出てきます。クラウドは、特に企業ではアジリティの向上に目を向けていることもあり、ほぼ全ての企業が何らかの方法で導入を検討している技術です。しかしながら、このような環境内にあるデータの管理や保護について、お客様には常に疑念がつきまとっており、私はお会いするお客様に多くの時間を費やして、この不安を和らげるお手伝いをしています。
最近の調査によると[i]、ITリーダーは、マルチクラウド環境全体にわたるクラウド・ワークロードのポータビリティ、管理、そしてアベイラビリティについて、特に懸念を抱いているそうです。必要なときにアクセスや移動ができないデータを保存しておくことに、何の意味があるのでしょうか?事実、最近行われた調査で次のことがわかりました。
- 47%が、クラウド・ワークロードのポータビリティが意図したほど高くないことを懸念している
- 58%が、データやワークロードをクラウドへ移行することは難しいと感じている
- 61%が、クラウド・ワークロードのバックアップと復元に不安を抱いている
- 82%が、アプリケーションのアップタイムを心配している
このような不安を抱くのももっともです。率直に言って、従来のデータ管理では目的を満たせないからです。
Veeamは、この問題に対応するために、企業の要求に応え、クラウド・データ・マネジメントにおけるリーダーシップをさらに拡大させる大きな一歩を発表いたしました。
Veeamは仮想化の時代に誕生し、お客様のニーズに迅速に適応することで、ハイブリッド・クラウド環境のインテリジェント・データ・マネジメントにおけるリーダーとなりました。これは、Veeam Availability Platformのおかげです。市場におけるVeeamのスピードと勢いを維持するために、クラウド・データ・マネジメントにおけるリーダーシップを拡大させる新機能を発表いたしました。堅牢でクラウドネイティブなデータ保護が実現されるほか、クラウドへのデータ移行が簡単に行えます。セキュリティやデータ・ガバナンスも強化され、サービス・プロバイダーの皆様にとってVeeam製品を使用したサービスの市場展開がかつてないほど簡単になるソリューションもご用意しました。また、この新機能では、業界をリードするクラウド・データ・マネジメントをマネージド・サービスとして展開することも可能です。
具体的には、Veeam Availability Suite 9.5 Update 4の一部として強化されたクラウド機能を発表いたしました。そのほかに、今後リリースを予定しているVeeam Availability for AWSとVeeam Availability Console v3も発表になりました。この発表内容については、先日開催されたセールスのキックオフ・イベントでもお話ししましたので、そちらの動画もぜひご覧ください。新機能や新サービスについて、我々が非常にワクワクしている理由がおわかりいただけるでしょう。
今回の発表により、Veeamは、AWS、Microsoft Cloud、IBM Cloud、および21,000社を超えるサービス・プロバイダーとの強力なパートナーシップと共に、クラウド・データ・マネジメントにおける明確な市場リーダーという地位を強化することになります。 これは、お客様にとっても素晴らしいお知らせです。というのも、マルチクラウド環境全体にわたるクラウド・ワークロードの移行、管理、そしてアベイラビリティに関する課題の多くに、複雑な操作を必要としない、使い慣れたVeeamプラットフォームで簡単に対処することができるためです。
繰り返しになりますが、このたびVeeamは、革新的な技術を多数リリースいたしました。この技術によって、お客様の固有のニーズに対応し、ITチームやビジネス・リーダーが持つ一番の懸念の軽減をします。2019年がスタートして、まだ間もありません。弊社お客様にとって、2019年は必ずや素晴らしい年になるものと確信しております。
[i] Multi-cloud Complexity Calls for a Simple Cross-cloud Data Protection Solution(マルチクラウド環境で求められるシンプルなクロスクラウドのデータ保護ソリューション)、Frost & Sullivan
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