Veeamにおいて、プラットフォーム・サポートは優先事項のひとつです。最新のオペレーティング・システムでも、新しいストレージ・システムでも、更新済みのハイパーバイザーでも、私たちはプラットフォームのサポートに真剣に取り組んでいます。Veeam Backup & Replication 9.5 Update 3がリリースされて以来、VeeamONで紹介され、まもなく公開される一連のVeeam機能(年内に公開予定)に先立って、多くのエコシステムの変更によってアップデートが実行されています。より大規模なアップデートがまもなく登場予定(年内の予定)であるため、今回のリリースはUpdate 4ではなくUpdate 3aとしております。今回のリリースの主な機能は、新たにサポート対象となったプラットフォームと、20を超える小規模な機能強化です。詳細については、KBの記事をご覧ください。
Update 3aは、組織がVeeamに求める最新のVMwareおよびMicrosoftプラットフォームにサポートを提供します。Veeam Backup & Replicationでサポートされる新しいプラットフォームは以下の通りです。
- VMware vSphere 6.7
- VMware vCloud Director 9.1
- VMware vSphere 6.5 U2の予備サポート(詳細は下記を参照)
- Microsoft Windows Server 1803
- Microsoft Windows Hyper-V Server 1803
- Microsoft Windows 10 April 2018 Update
今回のアップデートでは、以下のプラットフォームも追加でサポートされています。
- VMware Cloud on AWSバージョン1.3
- Microsoft System Center Virtual Machine Manager 1801
Veeam Backup & Replicationによって次のことが実現されるため、今回のアップデートは重要です。
- Veeam Backup & Replication 9.5 Update 3aを新しいWindowsオペレーティング・システムにインストールする
- コンポーネント(プロキシ、リポジトリなど)を新しいWindowsオペレーティング・システムにインストールする
- バックアップ・ジョブやレプリケーション・ジョブを新しいvSphereプラットフォームおよびMicrosoft Windows Server 1803オペレーティング・システム内のHyper-Vロールから実行する
1点書き方が異なるのは、VMware vSphere 6.5 Update 2の「予備」サポートです。ウィークリー・フォーラムのダイジェスト・メールをご覧になった方は、この地点にたどり着くまでに達成しなければならなかった多くのマイルストーンについて詳しくご存じのことでしょう。これはデータセンターでバックアップを提供する製品と同じくらい重要であり、セキュリティに対する意識を誤るというリスクを冒すわけにはいきません。これらのメールからは、今後生じる可能性があるあらゆる変更点に関するR&Dからの最新情報を得ることもできます。つまり、vSphere 6.5 Update 2に関する情報です。このリリースのサポートは、6.5 Update 2自体へのアップデートでおそらく実装されると思われます。サポートに関する声明については、こちらのフォーラムの投稿で明示されています。基本的には、負荷がかかった状態で重要なAPIが機能しなくなるという既知の問題について現状が記載されています。
最先端の状態にとどまろうと、多くの組織がvSphere、vCloud Director、Windows 10およびWindows Serverの最新リリースへのアップグレードについて積極的なポリシーを維持しようとしています。これらのプラットフォームがバックアップの目的で必ずサポートされるように考慮することは重要であり、これがVeeamができるだけ早く更新済みのプラットフォームのサポートを提供できるよう尽力しているもうひとつの理由でもあります。ビジネスのために次に取るべき行動を計画している皆さんであれば、アプリケーション、システム、およびデータを利用できる状態に維持するために必要なプラットフォーム・サポートをVeeamが提供していることはご存じでしょう。
ぜひVeeam Backup & Replication 9.5 Update 3aをダウンロードしてください!
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