昨年、Veeamの開発チームは、Microsoft Exchangeデータベースのオブジェクトのバックアップとリカバリを一新しました。それまで、通常は個別の使いにくい有償製品で実行されていた時間のかかる面倒なプロセスが、Veeam Backup & Replication™に導入された強力で使いやすい無料の機能に代わったのです。
そのVeeamが今度は、Veeam Explorer for Microsoft SharePointを発表して、市場に再び革命をもたらそうとしています。ExchangeデータベースのようなSharePointデータベースには、さまざまな事業運営に使用される大量の共有ファイルやフォルダーが収容されています。SharePointの世界において、バックアップとリストアのプロセスは、それを確実に成功させるために非常に特殊な技能と幅広いツール セット、そして多くの貴重な時間を必要とする複雑な作業です。
Veeam Explorer for Microsoft SharePointには、SharePointデータストアのバックアップ、圧縮、および重複排除を実行するために簡単に使用できる単一のツールが導入されています。しかし、この強力なツールの本当の素晴らしさが発揮されるのは、リストアのときです。ユーザーがヘルプデスクに電話をかけてきて、こう言ったとしましょう。
「間違ってSharePointからファイルを削除してしまった。どうしても復元しなければならないんだ。」
これを聞いてヘルプデスク担当者は笑顔で、Veeam Explorer for Microsoft SharePointを開きます。担当者は、圧縮と重複排除が施されたバックアップ ファイルの中からSharePointデータベースにアクセスできるようになったのです。バックアップ ファイルをリストアする必要はありません。データは、担当者がエクスプローラーでファイルを表示する場合とまったく同様に表示されます。
「ファイルの名前を教えていただけますか。」
ユーザーがファイル名を伝えたら、担当者は、必要なファイルの場所までブラウズするだけです。ユーザーがファイルの名前や場所がわからないとしても、心配はいりません。組み込みの検索機能を使用して見つけ出すことができます。ファイルが見つかったら、そのファイルを右クリックして、SharePointへのリストアを選択し、ファイルをユーザーに送信するか、別の場所にコピーするだけです。データベース全体をリストアする必要はありません。こんなに簡単なのです。文字通り、数分で完了します。
Veeamは、Veeam Explorer for Exchangeと同様、Veeam Explorer for SharePointも、今年後半に一般公開されるVeeam Backup™ Free Editionの新バージョンとVeeam Backup & Replication v7の両方に組み込む予定であると発表しました。
Veeam Explorer for SharePointは、複雑で、費用がかさみ、時間のかかるプロセスをさらに別の強力で使いやすく、手頃な価格のVeeam機能に代えることにより、市場に再び旋風を巻き起こそうとしています。
Veeam Explorer for Microsoft SharePointはまもなく、パブリック ベータ版として入手できるようになります。 http://www.veeam.com/jp/microsoft-sharepoint-recovery-explorer.html. ここをクリックすると、登録できます。Veeam Explorer for Exchange、Veeam Backup & Replicationの優れた機能をまだ体験されていない方は、ぜに下記をクリックしてください。http://www.veeam.com/jp/vm-backup-recovery-replication-software.html.